ワイルドカードとリダイレクトの存在を知れば解決できる。
- ワイルドカード「*」記号は「任意」という意味である。例えば、任意のファイルに対して何かを実行できるという使い方ができる。
- リダイレクト「>」記号は「出力先を変える」という意味である。例えば、計算結果をディスプレイではなく、テキストファイルに出力することができる。
従って、各テキストファイルの内容をひとつのテキストファイルにまとめることが可能である。1
type *.txt > result.txt '各テキストファイルの内容をresult.txtに書き出す。
上記コマンドで解決できない場合2
大量のデータを結合するときに上手くいかない場合があったので、
そのときはcopyコマンドを試してみてほしい。3
copy *.txt result.txt '各テキストファイルの内容をresult.txtにコピーする。
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このコマンドはまとめるテキストが置いてあるフォルダ毎に実行する必要がある。フォルダ毎に実行する必要があるので自動化とは言い難い。そのためタイトルを「前編」とした。 ↩
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2019/02/19(Tue)にtypeコマンドで上手くいかない場合の対応について補足した。 ↩
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なぜ、typeコマンドで上手くいかないか原因が分からなかった。数万件以上のデータを結合するときに問題が発生した。結合するファイル数というよりはファイルに書き込まれている行数で問題が発生している様に感じられた。typeコマンドでは同じ内容が重複して書き込まれた様に見受けられた。最初からCopyコマンドを使った方が確実かもしれない。 ↩