基本の流れ
- Kindleのページごとにスクショ
- スクショ画像をPDFに変換
- 文字認識(OCR)でGoogleDocsにテキスト化
- NotebookLMのソースとして読ませる
実行環境
MacBookAir M2
macOS Sonoma 14.5
1について
手動で200、300ページとスクショをするのは苦行。そこで、Macbookの標準アプリであるスクリプトエディタを利用する。
1の作業は具体化すると
- フルスクリーン時のKindle画面全体をスクショ
- 1ページ進める
の繰り返しである。
これらをAppleScriptで作成し、スクリプトエディタで実行する。
-- ページ数
set pages to xxx
-- 対象アプリ
set target to "Amazon Kindle.app"
-- 保存フォルダ
set savepath to "~/Desktop/xxx"
-- 開始ファイル番号
set spage to 2
-- めくり方向(1=左 2=右)
set pagedir to 1
-- ページめくりウエイト(秒)
set pausetime to 1.0
-- 切り抜きサイズ(中心から)
set cropx to 0
set cropy to 0
-- リサイズ横(切り抜く前のサイズ換算=画面横/切り抜き横*仕上がり横)
set resizew to 0
if pagedir = 1 then
set keychar to (ASCII character 28)
else
set keychar to (ASCII character 29)
end if
if target is not "" then
tell application target
activate
end tell
end if
delay pausetime
repeat with i from spage to pages
if i < 10 then
set dp to "00" & i
else if i < 10000000 then
set dp to "0" & i
else
set dp to "" & i
end if
set spath to (savepath & "p" & dp & ".png")
do shell script "screencapture " & spath
if cropx is not 0 and cropy is not 0 then
if resizew is not 0 then
do shell script "sips -c " & cropy & " " & cropx & " --resampleWidth " & resizew & " " & spath & " --out " & spath
else
do shell script "sips -c " & cropy & " " & cropx & " " & spath & " --out " & spath
end if
end if
delay 0.2
tell application "System Events"
keystroke keychar
end tell
delay pausetime
end repeat
スクリプトエディタに書き込めたら右上の実行ボタンを押す。すると画面が遷移しKindle画面のスクショが始まる。
ポイントは
- ページ数は本ごとに変わるので手動で設定する必要がある。Kindle側の表示と実際のスクショ数が一致しないことも多々あるのでうまく調整する。最初は5ページとか小さく試してみるべき
- アプリ名、保存先フォルダを自分の環境に合わせる。アプリ名はアイコン右クリック→「情報を見る」から確認できる
- めくり方向は本に依存するので確認必須
- Kindleはあらかじめフルスクリーン状態にしておく
- スクリプト実行中にKindle以外の画面にするとそちらがスクショされてしまうので、基本いじらないほうがいい
- 複数画面で作業している場合、マウスカーソルの位置をKindle表示画面に合わせる必要がある。ページ送りに失敗して同じ画面ばかりのスクショになる(1敗)
あたりだろうか。
2について
フォルダ上のスクショ画像で右クリック→クイックアクション→PDFを作成で変換が可能。複数画像を選択して一括変換すると楽。
ただし、ファイルサイズが大きくなると3でファイルを読み込めない問題が発生するので、1ファイルにつき20~25MB程度にしたい。自分の場合はスクショ50枚区切りでPDF変換した。
3について
GoogleDriveに2で作成したPDFをアップロードする。ドライブからGoogleDocsを指定してPDFを開くことで、OCRでの文字認識がはたらきテキスト化される。25MB程度だと変換に数分かかるので、お茶でも飲んで待つ。
ファイルサイズが大きすぎるとドキュメントを開く段階で失敗する。プレビュー機能でファイルを確認できるかを目安にチェックするのが懸命。
文字認識について、Kindleをダークモードで利用すると識別精度の低下が確認された。そのため、文字がうまく読み取れない場合にはMacbook本体のシステム設定からライトモードに変換することも視野に入れる。
4について
作成したdocsはドライブ上に保存されるため、NotebookLMから直接参照することができる。これらを読み込ませることで、読書withAIの環境が構築される。



