協調フィルタリング
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
「あなたと同じ商品を買っている人はこんな商品も買っています」
を実現する手法である。
どの様なサービスを作る上で向いているのか
1人のユーザがECサイト、映画・書籍等における複数回の消費をある程度短い期間に行なう様なサービスに向いている。
協調フィルタリングを適用するにおける前提
サービス内での購買情報がある程度蓄積されていることが前提である。
そのため新規サービスやサービス内の新商品、新規ユーザに対して協調フィルタリングを適用できない。
協調フィルタリング実装(ユーザベース)するにあたって
ユーザベース協調フィルタリング
ユーザ同士の近さからアイテムを推薦する協調フィルタリング
協調フィルタリング実装するには、過去にユーザがどのアイテムに
どのような評価をしたかといったデータを扱う。
例)ECサイトでユーザがアイテムに対してつける評価値、商品を購入したか購入していないのかといった0もしくは1で表現したようなデータを用いる。
ユーザベースを用いることで、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」
「あなたと同じ商品を買っている人はこんな商品も買っています」
を実装できる。
アイテムベース協調フィルタリング実装するにあたって
ベクトル表現にしたユーザの評価データからアイテムどうしの類似度を
求め、類似度の高いアイテムを推薦する。
アイテムベースでも、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」を実装できる。