Windows Subsystem for Linux (WSL) は、Ubuntu 14.04 LTS がベースになっているので、リポジトリのソフトが全体的に古い。
将来的にはUbuntu 16.04へのアップデートも予定されているそうだが、待っていられないので無理やりアップグレードしてみる。
注意
現段階ではアップグレードによって不具合が生じる。
環境を元に戻すにはWSLを再インストールするしかないそうなので注意。
やり方
1./etc/apt/sources.d
を書き換える。
trusty
をすべてxenial
に書き換えればOK
2.sudo apt-get dist-upgrade
を実行
30分くらいで終わる。
途中で「サービスを勝手に止めてよいか」とか「rcS.dを書き換えてよいか」などと聞かれるが、すべてそのままEnterキーを押せばよい。
不具合
sudo
が使えなくなる
sudo
を使おうとすると次のようなメッセージが出る。
sudo: 端末 (tty) が存在せず、パスワードを尋ねる (askpass) プログラムが指定されていません
sudo -S
で標準入力からパスワードを読み取るようにすればとりあえず使える。
(セキュリティ上どうなのかはわからない)
参考
http://darthnunix.blogspot.jp/2016/06/ubuntu-1604-on-ubuntu-on-windows-wsl.html
https://www.reddit.com/r/windowsinsiders/comments/4iy38n/upgrade_ubuntu_on_windows_from_1404_to_1604/