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【Maven】Mavenについて

Last updated at Posted at 2017-11-06

■概要

■Mavenとは

  • Apache Software Foundationで開発されたソフトウェアPJ管理ツール
  • Project Object Model (POM)という考え方でPJのライフサイクルを管理
  • PJの全情報は、pom.xmlに集約される
  • メリットは、 開発者が短期間でPJを理解するサポート するための支援機能
  • デメリットは、 Mavenを理解していないと恩恵を受けれない という制約

■入手方法

■アーキテクチャ

画像
参照元:https://www.techscore.com/tech/Java/ApacheJakarta/Maven/index/

  • 各タスクをmvnコマンドを使用して実施できる
  • ビルド方法はPJが違っても同じ(Mavenのメリット
  • ローカル/リモートリポジトリには、プラグインやライブラリが配置される
  • ライフサイクルの流れ
①PJ作成
②コンパイル
③ユニットテスト
④ドキュメンテーション
⑤JAR作成
⑥ローカルリポジトリへの反映
⑦リモートリポジトリへの反映
⑧PJクリア

■Mavenの実行

  • mvnコマンドを実行する
  • 実施したいタスクは、引数で指定
  • conf/setting.xmlには環境に応じた設定を行う
  • -help引数で不明箇所を確認できる

■ライフサイクル

  • 各ライフサイクルごとにポイントを確認する

①PJ作成

  • PJの雛形(スケルトン)を作成できる
  • pom.xmlはデフォルトで作成される
  • 標準ディレクトリ構成が推奨されている
  • 成果物の作成に必要なファイルはsrc配下に配置される

    パス 解説
    src/main/java javaのソースコード
    src/test/java テスト用のjavaのソースコード
  • pom.xmlの各要素

    要素 解説
    modelversion POMのバージョン
    ※特別変更不要
    groupId PJを一意に識別する名前。
    PJのルートパッケージ名を指定するのが一般的。
    artifactId PJの成果物の名前。
    作成するjar/warなどの名前に使用される。
    packaging 作成する成果物のパッケージタイプ。
    デフォルトだとjar。
    version PJのバージョン。
    name PJの表示名。
    ドキュメント作成時などに使用される。
    url PJのサイトのURL。
    ドキュメント作成時などに使用される。
    dependencies PJが依存するライブラリの情報。
$ mvn archetype:generate -DgroupId=<ID> -DartifactId=<ID>

[引数の解説]
- archetype:generate → 雛形作成を指定する引数
- -DgroupId → PJのルートパッケージ名
- -DartifactId → PJ名

②コンパイル

  • ソースコードをPJで実行可能な形式(.class)に変換する
  • 作成されらclassファイルは、target/class配下に出力される
$ mvn compile

③ユニットテスト

$ mvn test
  • デフォルトでは、以下の条件に合致するファイルがテストとして実行される

    **/Test*.java
    **/*Test.java
    **/*TestCase.java
    
  • デフォルトでは、以下の条件に合致するファイルはテストから除外される

    **/Abstract*Test.java
    **/Abstract*TestCase.java
    **/*$*
    

④ドキュメンテーション

1.Javadocの作成

  • target/javadoc配下にJavadocが配置される
$ mvn javadoc:javadoc

2.サイトの作成

  • 標準ではsrc/site配下に必要な情報が配置される
  • サイト作成に関する情報は、src/site/site.xmlに記載する
$ mvn site

⑤JARファイルの作成

  • JARファイルの名前は、pom.xml内のartifactIdversionから決定される
  • JARファイルはtarget配下に配置される
mvn package

⑥ローカルリポジトリへのインストール

  • 作成したJARファイルをローカルリポジトリにインストール(反映)することができる
  • インストール(反映)が完了すると、他PJからも参照できる
mvn install

⑦リモートリポジトリへの配置

  • pom.xmlに必要となるrepository情報を設定する必要がある
  • pom.xml > project/project/distributionManagement 要素の入れ子として repository 要素を追加する
  • repositoryの子要素

    要素名 解説
    id リポジトリの識別子
    name リポジトリの名前
    url リポジトリの場所を示すURL
$ mvn deploy

⑧PJのクリーン

  • target配下を削除する
$ mvn clean
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