背景
2025年にGoodデザイン賞を受賞したM5Stackシリーズのバーコードリーダーは
初期型のAtom QRCode(黒い)のは設定用バーコードがマニュアルに載っていた。
しかし、販売終了後に出た製品のマニュアルには無く
M5Stackで発売されているQRコードリーダーは古いもの以外バーコードによる設定変更が明記されていない時期が続いた。
テストの為にわざわざシリアル通信で設定するものを作りテストの為にファクトリーリセットしてゴミになっていた。(初期設定がUSB設定っぽくて事実上、リセット後に通信が出来なかった)
ただ、いつの間にかファクトリーリセット後にシリアル通信へ切り替えるバーコードがQ&Aに登場しており、
https://docs.m5stack.com/ja/atom/Atomic%20QRCode2%20Base

バーコードが無いと思いきやプレフィックスとしてを付けた後に設定値を与えることで
モジュール単体で設定を変更する仕組み自体はあることがわかった。
対策
M5Stack Core向けの製品のDocにバーコード設定を発見した。
https://m5stack-doc.oss-cn-shenzhen.aliyuncs.com/1163/ZBarcode_Scanner_User_Guide-2.5-EN.pdf
設定を見る限り同じコードをしているので以下の製品でも流用出来るバーコードが提示されていた。
Unit QRCode
Atomic QRCode2 Base
これによりQRコードリーダーの設定変更をするためにプログラミングする必要は無くなった。