なにをしたのか
初めて配属された案件で、開発期間が終了した後、ユーザーになりきって行うデバッグを実施。
所属会社から先輩と私2人で案件先に出向いていたのだが、開発期間後の流れで、先輩と私がそれぞれデバッグのチームを2チーム作って進めることになった。
その間私は、開発メンバーとしてのバグ修正と並行して、自分自身もデバッグ作業を進めつつ、デバッグメンバーの進捗管理・タスクの割り振り・状況を案件先リーダーに連携というように仕事を進めていた。
ちなみに、こうして書くとなんとも偉そうで超人のような仕事ぶりに見えるが、私は社会人としてのマネジメント経験はもちろんなく、技術力も新人研修終わりました~程度のレベルである。
当然の如くポカを連発し、決してスムーズとは到底言えない仕事ぶりだった。
割とキレイにお仕事が纏まったのはひとえに周りの方々のお陰であり、本当にありがとうございましたm(_ _)m
未来の新人さんに伝えたいこと
新人こそマネジメントすべし
マネジメントとは本来、チーム全体の責任を負う非常に重たい業務。しかし、その分ただ言われたことをするだけのルーチンワークとは比較にならないほど学びを得られる。
メンバーの適正領域を把握して作業をお願いし、破綻したタスクを巻き取り、目標に向かって関係者との連携を密にとって、一丸となり進める。
新人には過ぎた仕事であるのは言うまでもない。
だが、そんな新人にこそマネジメントをおすすめしたい。
なぜならマネジメント業務で発生する重大な責任も、「新人だから仕方ない」とリーダー・メンバーともに許してくれる傾向があるからだ。
実際、私は進捗管理で大失敗し、本来の期限を大幅に超過したうえ、全行程の完了ができず一部優先度の低い項目を中止した。しかし、怒られることは特になくむしろ「新人なのによく頑張った」と褒めてもらえた。
つまり、新人はマネジメントで発生する責任というデバフを無効化!かつ得られる経験値は多大というもうメリットしかない超絶無敵期間にいる。 チャンスがあれば逃さずマネジメントにチャレンジしてみよう!

マネジメントTips
質問はYESかNOで答えられるよう、具体的に聞くべし
「あの件の進捗どうですか?」だと、「ぼちぼちです」のような回答が返ってきがち。
原因:
- 質問者の意図が明確になっておらず回答者が混乱する
- どの程度の粒度で回答すべきかの判断を回答者に丸投げしている
- 明確な回答を避けられる状況を作ったことで責任を回避しようとする本能はどうしても発生する。(これはしょうがない)
対策:
「クラウドで生じていたAPIタイムアウトのトラブル、本日18時までに解消できますでしょうか」というように聞くと、YESかNOで返答できて、質問者・回答者双方の脳のリソースを食わない。
状況の正確な把握に繋がる。
NOならなぜなのか、どうしたら解決するか深堀しやすい。
いいことづくめだから積極的に活用しよう!
メンションは本当に必要な人だけに送るべし

チームへの連絡時、いつも全体メンションすると、メンバーの皆様は「どうせまた関係ないメッセージだろうな」と思い、本当に確認してほしい時も見て頂けなくなる。
メンションの必要性は返信・対応が必要かどうかで判断し、ただ確認してほしいだけならメンションはつけなくてもいい んじゃないかなって思ってまする。
遠慮なくリマインドすべし
期限が近いのに先輩メンバーから中々進捗連絡がもらえない時、
自分より社歴が長い人ばかりだと、気後れして中々「こちらのタスク明日までですよ~」とか言いづらいもの。
確かに技術も社会人経験も圧倒的に豊富な先輩方であり、尊敬はすべきだが、
彼ら・彼女らもまた人である。仕事の期限を忘れることくらいたまにある。
さらに、立場のある先輩方は、新人とは比較にならないくらい忙しく、やるべきことが山積みで、その山に自分の担当するお仕事が埋もれてしまうことも当然ある。これは誰が悪いとかではなく仕方ない事。
敬意を払い腰を低く保ちながら、ちょっと先輩のお役にたてればいいな~くらいの気持ちで気軽にリマインドしよう。
個人的には敬語オンリーよりも丁寧語+💦絵文字だと丁度良い距離感でアラートを出せるからオススメ。
例)
「自分の杞憂だったら申し訳ないのですが、こちらのタスク明日期限となっておりますのでよろしくお願いします💦」
【最重要】上司への報告・連絡・相談はしつこいくらいにすべし
新人なのにこんな業務を任してもらえたのは 「コイツはやらかしてもすぐ相談してくれるだろうし、そうなったら最悪俺が対処してやるか」 と上司に思わせられたからだと思う。多分。
(私がマメに相談できるいい新人というより、実の所、おしゃべり好きなだけだが。)
大して能力ないうちは周りに頼ろう。
「でもでも~仕事が出来ない奴と思われたくない~」って相談しづらいだろうが大丈夫!新人如きが全ての問題を解決できるなんてそんな期待は上司もしていない!
新人に期待されることは「どんな問題も解決する超人」ではなく「状況をマメに報告相談し、素直にアドバイスを聞く頑張り屋さん」だ。
だから、どんな小さなトラブルも最初は全部報告しよう。
基本的に上司はトラブル解決を何年もこなしたベテランで、その上、チームを任されるだけの実績を積んできた問題解決のプロフェッショナルだから、相談すれば大体何とかしてくれる!
そして、そんな上司から「この程度のことならもう報告しなくていいよ」と言われたら、それだけ信用してもらえたと受け止めて、初めてその報告はしなくてよくなるのだ。
トラブルを抱え込むと言うことは責任という爆弾を抱え込んているのと同じ。
爆弾を手にしたら、タイムリミットが残っている内に、扱いにたけている人にぶん投げよう!(タイムリミット1秒前とかだと流石の上司もなんとかしてくれないゾ!)
私が積み残した課題
ツールは作っただけだと意味はない
上司への進捗状況報告がテキストベースで一々書くの大変だったし、読み手からしても分かりづらかった。業務の観点から言って非効率的である。
そこで、私は進捗管理ツールをExcelで作って、「皆さん、タスクが完了したらこの進捗確認シートに記入してください!」とチームに共有した。
が、何度チャットにツールへのリンクを貼って周知しようとも、その存在をことごとく忘れ去られ、「進捗ヒヤリングの際に記入漏れ発覚→メンバーから聞いた内容を自分で更新」と言うことを繰り返していた。orz
作っておしまいではなく、ちゃんと使われるよう一工夫が必要かも。
ここから先は君の手で頑張って改善してくれ!頼んだ未来の私。
まとめ
ここまで抽象具体合わせて徒然に書いたが、突き詰めて言えば「若いうちのチャレンジは大事」という至極ありふれた結論である。
新人という限られていて、かつ不可逆な立場は、使えるときに使うのに越したことはない。
是非、この私の体験談を教師だか反面教師だかにして、あなたの素晴らしい新米技術者ライフに有効活用して頂ければ幸甚の極みと存ずりまする。
日々戦っている上司の方々へ
コンプラの厳しい今の時代、新人に不満があっても直接は伝えづらいもの。
ならば新人にマネジメントを任してみましょう!
何言ってんだと思われるかもしれませんがちょっと待って!ちゃんと理由があります。
普段マネジメントしてもらえる側の新人は、大した経験もないくせに、不平不満は一人前。「なんでこんな面倒なことやんなきゃいけねーんだよ!」とか「ガチガチに縛られていて窮屈だなぁ」とか思っているものです。 私がそうでした。

しかし、実際にマネジメント業務に関与すると、
普段上司や周囲が防波堤になってくれていた事が良く分かります。
締めるところは締めないと仕事が進まないというのも良く分かります。
報連相してくれないと困ることも、逆に自分から連絡を求めることが結構大変なことも良ーく分かります。
そうすれば 「新人の浅はかな仕事への不平・不満」を「なぜ今の仕事はこうなっているのだろう?」という一歩踏み込んだ思考に昇華させることができるのです。

新人にマネジメントなんか務まらぬというのは至極ごもっともな話ですが、実際にその仕事をしてみないと分からない事も沢山あると思うのです。
もちろん、いきなりマネジメントをさせたらやらかすことも沢山あるでしょうし、その時の尻拭いが、自分で直接やる何倍も手間だと言うことは重々承知の上で、
それを差し引いても新人にマネジメントさせるのは、今後素直に言うことを受け止めてもらったり、お仕事の仕組みをより多面的に見てもらう上で非常に効果的だとお伝えしたい!!

少なくとも私は「普段口にはしないけど、上司、僕のこういう所改めて欲しかったかもな。直そう。」なんて考えています。 直ってなかったらすまん、上司。
上司さんが潰れない範囲でチャレンジングなお仕事を新人さんに任せ、見守って頂けると新人さんの成長とチームの業務効率化に寄与するのではないかなぁなんて、わたくし、浅はかな新人の一人として思ってたりします。




