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ずぶの素人がKyle McDonald 氏の講演言ってきた

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最終更新 2018/09/09

メディアアートとは何か

 個人的に,気になっていた Kyle McDonald氏( twitter ) が rhizomatics 主催の Flying Tokyo で講演するということで行ってきました.
 と言っても,自分自身,メディアアートが好きで将来そういうことがしたいというぐらいでまだちゃんと作品などを作っておらず,知識も全然ないずぶの素人なのですが,とにかくモノホンのメディアアーティストの話を聞いてモチベーションを上げようとか,メディアアートの知識を深めようぐらいの意気込みで参加をきめました.

( この世界に興味を持ったきっかけがrhizomatics なんですが,ライゾマの関わるイベントに参加するのは初めてで,本物の真鍋大度さんがいらっしゃって,「あ,実在するんだぁ~」って感嘆しました.)

講演の流れとしては,

  • Introduction
    • Kyle McDonald 氏自身の紹介
    • Kyle Mcdonald 氏の作品
    • Media Art とは
    • Media Art History
    • Media Art の在り方的なやつ
    • ML(Machine Learning) Introduction
    • ML + Art
      • ML + Drawing
      • ML + Faces
      • ML + Sound
    • discreate figures について
    • ML + Sound + Land art
    • Practical Advice

という感じだった.
講演を受けて,響いたものなどを軽くまとめたいと思います.

メディアアートとは何か

 今まで,考えたことはあっても具体的な答えがでることはなく,結構曖昧なままだった.けれど,ある意味具体的なアイデアを聴くことができて,すこし自分の中で具体化した.

 他の Art は,絵画や彫刻などは,表面的には経年劣化などで形を変えることはあるかもしれないが本質的には形を変えることはなく,不変なオブジェクトである.一方,メディアアートは常に,形を変えるもので,むしろ変化が本質と言っても過言ではない.

Paintings and sculpture stay still. 
Media art changes over time

そして,メディアアートは,様々な媒体とアートを結合したもので,そこに高い柔軟性を持っている.
だから,絵画と彫刻の融合など,多種多様な媒体の上で表現をするのがメディアアートでは可能なのである.

Media art forcuses an relationship between `medium` and `art work`

つまり,メディアアートは最近では,テクノロジーとの融合みたいなものだと認識されていることが多いが,そうではなく,テクノロジーの媒体の一つであり,メディアアートは本当に多種多様で,逆に言えば,なんでも媒体に選ぶことができることこそがメディアアートなのではないだろうか.

その高い柔軟性のなかでも,何を表現するかというのは大切になってくるわけで,そこに Conceptional art というのがある. idea そのものが art だみたいなことで, Yoko Ono の HYDE-AND-SEEK-PIECE が例として挙げられていた.

Algorosists という分類も存在する.これは,いわゆるアルゴリズムをアートの手法として取り入れる考え方で,Conceptional art の一つではないか.つまり大切になってくるのは,アルゴリズムであり,表に出てくるのはその結果に過ぎないのだ.しかしながら,その無機質かつ幾何学的な結果に何かしらを感じられるのである.

メディアアートにおいては,往々にして「普段不可視なものを可視化」するということが取り入れられることが多い.(インターネットを可視化するなど)

メディアアートは,idea結果 がありその中間を担うものであり,そのつなげ方が大切になってくる.
特に面白いと感じたのは,木のクローンのメディアアートである.

Natalie Jeremijenko 氏の作品なのだが,ある木のクローンを作成し,シーソーのようなものの両端にその二つの木を設置して育てるというもの.

クローンなのだから,遺伝子的には全く同じなので,シーソーは一定のバランスを保ったままのはず,理論的には.しかしながら,光の当たり具合とか水の量とかで成長の具合は変わるわけでシーソーは成長につれて上がったり下がったりする.これは,遺伝子によってアイデンティティが決まるという思想に対するアンチテーゼのメッセージが込められているという作品である.

自然のクローンをつかっているがメディアアートなのであるし,それにとても納得できる.これがメディアアートということなのかと.

Context

What is the art?

Art is something to takes you somewhere. (Kyle McDonald)

しかしながら,考える人の立場や価値観によって当然これに対する答えは変わる.
Kyle McDonald 氏は他の次元のものとArt とを比較したときの考え方の例を示してくれた.

Design: provise a solution
Art   : creates problems

Research : collections answer
Art      : collections question

Advertise : serves a client
Art       : serves an audience
◇この違いは,limitation と motivation が変わってくる

Education : provide explanation
Art       : provide experience

対比で表現してるけれど,別にそれぞれが独立しているわけではなく,それぞれが混在するのがメディアアートである.

ML

ML を使うことで Art と Technology の組み合わせを実現
そこで,知能( intelligence ) とは何か,Intelligence ではなく intelligence に着目すべきであり,様々な intelligence( 情報を記憶したり,言葉を話したり )組み合わせて知能を構築し,別に全てを持っている必要はないのである.

この,偽りの知能が介在する中で,人はそれをどう感じるのかそれを表現できるとそれはメディアアートに当然なり得る.

紹介された作品(サービス)の中で,面白かったのは " Man / Woman in the Middle" というもので見た目はただのチャットサービスなのだが,人によって送信したメッセージが,内部で,学習したプログラムによって変えられてしまうのである.例えば,"15分遅れる" とメッセージを送っても,内部的に"30分遅れる" と変えられたりしてしまう.なので,どれが本当の相手で,どれがAIによるものなのか判別できなくなってしまう.

それを,Kyle McDonald 氏自身で使っていたらしいのだが,相手とお互いできる限り本当の自分であろうとするようになったらしく,むしろ関係がよくなったらしい.

ML + Sound の部分はとても興味深かった.音と音を組み合わせて新しい音を作るというのが,一般的な音の組み合わせだと思うが,Kyle McDonald 氏が携わった, "NSynth Super" は,音と音の間を新たな音として提示するという.ML で,様々な音を入力し,それらを組み合わせてその間の音を作り出すものらしい.面白い.

Practical Advice

for work

Kyle McDonald 氏がある仕事を得るまでのフローを紹介してくれた.
まず,自分でいろいろと作品を制作し,それをネット上に上げて,興味を持ってくれそうな人に見せたり連絡して能動的に自分を広める活動をし,コネクションなどを作っていた.

そして,認められると,コミッションが来たりするらしい.その上で,それ(client)に対してしっかりとさまざまなパターンの計画書を提出し,その時に,しっかりと予算(budget) とかも考える必要がある.

そうして,client と brush up していき,最終的に audience の目に届くようになる... ...

やっぱり,そういう自分発信というのがとても大切なのである.

brain streaming

Inspiration : What work have yoou seen that got you excited

Why? I am excited? I got inspiration?
自分を知り,外を知るというのが大切である.

自分は何が得意で,何ができない.それが,自分がどう活動するのかとかにつながってくる.

日々の生活の中に潜む,Question を見逃さない.それが idea に化けるかもしれない.
そういう unique feelings をないがしろにしてはいけない.

この講演を通じて

この講演を受けて,Art というのは,自分が直感的に( intuitive ) 感じたこと/ものを表現し,その感情なりなんなりをaudience のも追体験させるものなんだと感じた.だからこそ,難しいものだし受け取り方にも個人差があるのだと思う.
Technology というのは,一見直感というものが入り込みづらい分野だが,そこで,Art と Technology が組み合わさることで面白いことが起こるのだろう.

Beef1297
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