はじめに
動画生成AIに触れる機会が少しずつ増え、仕組みや表現の幅をきちんと理解したいと感じるようになりました。
そんな中で悩める私に、BOSSから「SORAを一度触ってみてほしい」と声をかけていただいたことが、今回の学習を始める大きなきっかけになりました。
おそらく、会社として映像生成AIの可能性をリサーチしたい、という意図もあったのだと思います。
私自身も、SORAが生み出す“空気ごと動くような映像”に魅力を感じているとともに、なぜこのような素晴らしい映像ができるのか、私でもできるのか、この機会にしっかり向き合って学んでみたいと思いました。
そこで、自分のペースで学びながら記録していくために、100日チャレンジを始めることにしました。
公式デモの観察から、プロンプトづくり、生成結果の振り返りまで、少しずつ積み重ねることで、映像生成の理解を深めていければと考えています。
学習の過程を公開することには少し緊張もありますが、どなたかの参考になったり、同じように取り組む方とのつながりになれば嬉しいです。
Day1でやったこと
何から取り掛かればいいか分からなかったので、とりあえずYouTubeで『SORA 使い方』でリサーチ。2件拝聴。
動画生成AI「Sora2」は何が凄いのか!?(ホリエモンチャンネル)
https://youtu.be/F3tJNg9YKpw?si=Sac7f420SrZL_fib
OpenAIが『SORA2専用のプロンプトガイド』を公開しました。(かずりりぃ【ChatGPT・AI活用 × AI3.0思考】)
→https://youtube.com/shorts/SoXMzsrQ2o8?si=gksG7ReolzhTEixz
⭐️ホリエモンチャンネルから学んだことは、SORAのすごいところの概要。
- インスタとかTikTokみたいなUI
- カメオ機能(自分や特定の人物などを動画内に組み込む機能)がある
- 今までパソコン使って色々課金してやってたものが、スマホで無料でできる
- 映画監督などはプロトを自分で作ってみんなに共有など、絵コンテを書く必要がなくなる(らしい)
- ネタの脚本もチャットGPTが作ってくれて、将来的にゲームも作ってくれそうだ
- SORA自体がSNS機能を持っていて、全部完結できるようにしている
⭐️かずりりぃさんから学んだことは、公式ドキュメントがあるっぽい。
- 読んだらこの内容の詳細がわかる気がして、公式サイトにアクセスし、拝読。
一通り読むとなんとなーくわかった気になる。
で、最後にプロンプト例が出ているので、翻訳に突っ込み、こういうことを入れるのね、とふむふむ。
で、公開されているデモ動画を一通り確認。
今日の気づき
- 様々なデモを観察すると、プロンプトに必要な語彙や視点が自然と浮かんでくること(これは言語化トレーニング必要かも。)
- 映像の印象は「光の位置と色」によって大きく変わること
- カメラワークは、横移動・前進・寄り・引きといった基本パターンが多いこと。特撮映画みたいだった
- 背景の質感(テクスチャや密度)が映像全体の“リアルさ”を支えていること
- 風・影・反射などの細かな要素が、動きの説得力を高めていること(多分プロンプトが超細かいのだと思う。)
- 「どんな映像にしたいか」を先に決めておいた方が良さそう。どんどんアイデアが出てきたら自分で収拾がつかない気がする。
- 想像していた以上に、プロンプトが長文なこと。それゆえにリアルで表現が“空気そのもの”まで描いていると感じたこと
- リアルすぎて怖いものもある
- パソコンが重くなるのか常にクルクル回ってます
まとめ
Day1としては、手探りのまま動き始めた一日でしたが、公式ドキュメントとデモ動画に触れたことで、SORAがどのような仕組みで映像を組み立てているのか、その“入口”を掴むことができました。
特に、光源やカメラワーク、背景の密度といった要素が、映像全体の質感を大きく左右していることを実感し、プロンプト設計に必要な視点が少しずつ見えてきました。
また、長文のプロンプトが想像以上に重要であることや、SORAが“空気を描くように映像を作る”技術を持っていることにも驚かされました。
初日は理解できない部分も多かったものの、ひとつずつ確認しながら進めれば、自分でも作成できるかも?と思わせてくれる出会いでした。
公式ドキュメントでプロンプト例を見てみるといいと思います。あれを読んだらプロンプトが鍵を握ってることだけは確実に実感できるかと思います。
✅ Day2でやること(全てChatGPTと壁打ち)
- どんな物が作ってみたいか、プロンプトの草案を作成してみる
- 作りたい映像の流れを「冒頭・中盤・終盤」の3つ程度に分け、シーン構成を簡単に整理する
- プロンプトに必要な語彙や描写のリストを作り、足りない表現があれば補う
🔗参考リンク
SORA公式デモ:https://openai.com/sora