はじめに
Macの新OS Xの「El Capitan」がリリース(2015/10/01)され,翌日にはEl capitanに対応したLinux系のパッケージ管理システムである「MacPorts 2.3.4」もリリースされていました.
リリースから1ヶ月以上経ちましたが,今更ながら私もMacBook ProをEl Capitanにアップグレードしたので,MacPortsを入れ直したときのメモです.
セルフアップデート機能
MacPortsにはセルフアップデート機能があるので,ターミナルを起動してportコマンドを実行する
$ sudo port -d self update
Password:
Error: Current platform "darwin 15" does not match expected platform "darwin 14"
Error: If you upgraded your OS, please follow the migration instructions: https://trac.macports.org/wiki/Migration
OS platform mismatch
おや...
どうやらURLからMacPortsを入れ直してくださいとのことです.ここは諦めて素直に指示に従いましょう.
MacPortsのインストール
下記のサイトからMacPortsをダウンロードします.
→ https://www.macports.org/install.php
MacPortsのQuickstartページに飛ぶので,自分のOS Xのバージョンを選択します.
今回,私の場合は一番上にある「OS X 10.11 El Capitan」です.クリックすればMacPortsのダウンロードが開始されるのでしばらく待ちましょう.
おそらく↑の様なパッケージがダウンロードされます.
パッケージを開封するとインストール画面に移りますので手続きを済ましていきましょう.
インストールが終われば「MacPorts 2.3.4」は無事に入りました.
以上.
補足
MacPortsのインストールが正しく行われたかバージョンの確認をしましょう.
$ port version
Version: 2.3.4
正しく入れ直したバージョンが表示されていれば問題ありません.
MacPortsのバージョンを上げたついでに更新可能なソフトがあれば以下のコマンドで更新しておくと良いかもしれません.
$ sudo port upgrade installed
まとめ
OS Xのバージョンを上げた際には,アプリばかりに目を取られずMacPortsもバージョンアップしておきましょう!