http://qiita.com/7of9/items/171a85605c08bd3b4a72
の記事で気になったESP8266の消費電流。
「電流から電圧に変換して、Anaglog Discovery2で電圧測定すればいい」と安易に思った。
そして失敗した。
IV変換
抵抗の選定失敗
- 電源部分のGNDラインに10Ω抵抗を入れた
- 10Ωの選定理由: 200mAの時2V程度になり、測定しやすそう
- 結果: 電源電圧は3Vから1.59VになりESP8266はまともに起動しなくなった
LEDなどの制限抵抗を思い出した。
$V_F = IR$の分だけ、電圧降下が生じる。
つまりRの大きさに応じて電圧降下が生じてしまい、ESP8266起動に必要な電源電圧が確保できなくなっていた。
リンク
http://bril-tech.blogspot.jp/2013/08/blog-post_9.html
に良さそうな情報がありました。
免責事項に留意して、参考にさせていただきます。
5年ほど前に大先輩とともに電流測定した時を思い出した。
- セメント抵抗(5Wのもの)を使った
- セメント抵抗が高温になるため、灰皿のようなものの上にセメント抵抗を置いて測定した
このあたり扱いには注意が必要。
(追記 2017/01/09)
セメント抵抗の温度について表が掲載されている。
http://www.op316.com/tubes/tips/b460.htm
(2)部品単体での熱管理の検討
電流センサー
使われているセンサー
別途、以下のページなどを見ていて、電流センサーが気になった。
http://qiita.com/applepine1125/items/29a894b8dd7af088df6a
http://qiita.com/osamasao/items/a38707465e8f8a9948ed
製品はこちら。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-08960/
「これを用いてESP8266の消費電力を測定してはどうか」と考えたが、
分割型のAC電流センサー(分割型カレントトランス)です。
DC電流の測定ではなかった。
リンク
以下に電流センサーの種類が紹介されている。
CT方式電流センサの測定原理
交流のみ測定可能です(直流は測定できません)
...
ホール素子方式電流センサの測定原理
直流から交流(数kHz)まで測定可能です
...
など。
ホール素子の場合はDC電流も測定できそう、程度までは理解した。
ESP8266の電流測定をするには、もう少し情報の整理が必要だろう。