これまで「IBM Cloud : virt-v2vを使ったVMwareからVSI for VPCへ移行手順の補足-VCFaaS環境からの移行」のようにvirt-v2vを使ってVCFaaSの環境からVSI for VPCへの移行を検証してきました。
「IBM Cloud: RackWare Management Module(RMM)を使ったVMware/VSI for Classic環境からのVPCへの移行: Windows編」でWindows環境に対してもRackWare RMMを使った移行のガイドが公開されましたので、VCFaaSの環境からの移行も検証します。
手順は「IBM Cloud: RackWare Management Module(RMM)を使ったVMware/VSI for Classic環境からのVPCへの移行: Windows編」に詳細に記載されていますので、今回も気が付いた点だけの記載です。
RackWare RMMを使ったVCFaaSのLinuxからのVPCへの移行は、こちらで検証しました。
KMSの確認
マルチテナントのVCFaaS上のWindowsはRHEL同様、IBMからライセンスが貸与されています。
VSI for VCPでもIBMからのライセンスとしてデプロイします。
VCFaaS上のRHEL8の移行の検証では、サブスクリプション・マネージャー・サーバーがVCFaaSとVSI for VSIが異なるため単純な移行では、移行後に、サブスクリプション・マネージャーにアクセスできなくなりまた。
今回、Windowsで同様にライセンス確認で問題が起こらないか、確認します。
このコマンドで、使っているKMSを確認します。
slmgr /dlv
- VCFaaS上のWindowsのKMSはこちら
- VSI for VPCのWindowsのデプロイ直後のKMSはこちら
RHEL8の時とは異なり、VCFaaSでもVSI for VPCでも「kms.adn.networklayer.com」と同じKMSを使っています。
RHEL8の時と同様の問題は起こらないはずです。
- VSI for VPCのWindowsのRackWare RMMで移行した後のKMSはこちら
service versionがVCFaaS上のものに置き換えられています。
AdministratorのパスワードがVCFaaSのもので上書きされる
RackWare RMMでの移行の結果、AdministratorのパスワードがVCFaaSの時のもので上書きされました。
まとめ
sshdの導入やウイルスチェックの除外指定など、Linuxの移行の時よりは事前設定が多く必要です。
しかし、移行用のvAppにVMをコピーする手間もcloudbase-initの導入も必要ありません。
直接、VSI for VPCに移行するので移行も非常に楽です。
また、差分移行もできるので、最終移行時の停止時間も結局。短くできます。
RackWare RMMはサードパーティ製品のため、そのライセンス費用が掛かりますが、Windows移行でも手間は大幅に削減されます。


