各サービスの内容を全て記憶するのは困難なので、注意点等をまとめたいと思いました。
調べた時にメモしていきます。(公式ドキュメントを読みながらまとめていく感じです)
AMI
ストレージの種類
-
Amazon EBS-Backed
- Amazon EBSにデータを保存
- データ永続化可能
-
Amazon Instance Store-Backed
- インスタンスストアにデータを保存
- インスタンス存続中のみデータが利用可能
- インスタンスを削除するとデータも削除される(停止という概念はない)
現在AWSではEBS-Backedを推奨している。
仮想化の種類
-
HVM AMI
- 完全仮想化
- 拡張ネットワーキングと GPU※1 処理を利用する事が可能
-
PV AMI
- PV-GRUB と呼ばれる特別なブートローダーを使用して起動
- 昔はHVMよりパフォーマンスが良かったが、HVM AMI で PV ドライバが利用可能になったことによりそれはなくなった。
※1 高度な並列処理機能を必要とする場合は、GPU インスタンスを使用するのが適している。
提供されている現行のインスタンスは全てHVMで提供されている。
コピー
-
暗号化
- 暗号化されたままでコピーされる
- 暗号化されていないEBSを暗号化してコピー可能(KMS)
- instance store-backed の場合は暗号化ステータスの変更は不可能
- 復号化コピーは不可能
- 複数の暗号化されたEBSを持つ状態でもコピー可能
- 暗号化されているEBSと暗号化されていないEBSが同居していてもコピー可能
-
リージョンをまたがるコピー
- 可能
インスタンス
サイズ変更
-
互換性
- 仮想化タイプ PV -> HVM は変更不可能
- EC2-Classic -> VPC でのみ利用可能なインスタンスタイプに変更不可能 ※デフォルト以外の VPC がない場合
- 32bitの場合は以下のタイプのみ
- t2.nano、t2.micro、t2.small、t2.medium、c3.large、t1.micro、m1.small、m1.medium、c1.medium
-
EBS-Backed
- Instance Id はそのまま
- Public Ip は変更されてPrivate と Elastic はそのまま ※EC2-Classic の場合は Elastic の関連付けが解除される
- Auto Scaling グループに設定されている場合は死活監視で異常とみなされるため、Auto Scaling を中断してから実行すると良い
Instance Store-Bascked
リザーブドインスタンス
購入
適用
- 購入したリザーブドインスタンスとパラメータ(AZ、タイプ等)が一致した既に起動済み又は起動されるインスタンスに自動で適用される
- 購入したリザーブドインスタンスの数を起動したインスタンスの数が超える場合は一番安くなる割引計算をする
変更
- activeでないリザーブドインスタンスへの変更リクエストは送信できない
- サイズ変更の場合はAWSで定義されている「正規化係数」を元に変更可能かどうかを判断する
- 例)micro=0.5 small=1 なので、micro2台をsmall1台に変更ができる
- 前の変更リクエストが保留状態での追加変更リクエストは送信出来ない
- 変更リクエスト送信後の取り消し又は変更は出来ない