Flickrにアップロードしている写真たちをローカルにバックアップする必要性って、結構急に発生したりするもんですよね？
僕も突然そう言う事情になったので、2007年くらいから保存しまくっていた写真たちを一気にバックアップする必要が生じたと言うわけです。
何かをするときの方法が一つしかない状況と言うのは滅多にないので、恐らく僕の取った方法も、とても良いとは言えないと思うのだけれど、まあちょっとした労力と時間さえかければ十分に目的は満たせるかなあと思い、この記事を認める次第です。
これを使います。
https://github.com/beaufour/flickr-download
事前準備
pipでインストールします。簡単です。
pip install flickr_download
認証周り
ややこしいのがココ。
まず、FlickrでAPIを作成します。
このページのAPI Keysというリンクを飛べば、FlickrのAPIキーを発行するページへ移れます。
書いてある内容は難しくないので、その通りに進めば、問題なく発行出来ると思います。
そこで発行されたAPIキーとシークレットキーを使用します。
./flick_download.py -k [APIキー] -s [シークレットキー] -t -l [ユーザ名]
このコマンドを実行すると、
Enter the following url in a browser to authorize the application:
https://www.flickr.com/services/oauth/authorize?oauth_token=[URL]
Copy and paste the <oauth_verifier> value from XML here and press return:
というようなメッセージが出てきますので、指定されたURLをブラウザで開きます。
すると認証画面が出てくるので、そこから辿るとXMLが表示されるので、タグ内の文字列をコピーして、コンソールで再度入力します。これで認証が完了したので、~/.flickr_tokenが作成されます。
これで、アクセスの事前準備は完了です。
ダウンロードコマンド
こうコマンド実行すると、ユーザ名のアルバムの一覧が取得出来ます。
./flick_download.py -k [APIキー] -s [シークレットキー] -l [ユーザ名] -t
アルバムのIDを使って以下のようなコマンドを打てば、アルバムの写真がオリジナル品質でダウンロード出来ます。
./flick_download.py -k [APIキー] -s [シークレットキー] -t -d [アルバムID] -q Original
上記さえわかれば、あとはアルバムのIDを入れ替えるだけなので、shellを作成して簡単に全アルバムのダウンロードが出来ます。