preLaunchTask 'C/C++: gcc.exe アクティブなファイルのビルドが終了コード -1 で終了しました。
preLaunchTaskはLuunch(起動)前のタスク、この場合はビルドのことで、「終了コード -1 で終了しました」は「ビルドに失敗しました」という意味です。
(コマンドラインツールは正常終了なら終了コード0、それ以外の終了コードならエラーとなっているものが多い)
launch: program'C:\User\name\OneDrive\ドキュメント\vscode\c言語\hello\hello.exe' does not exist
「hello.exeが見つからなかったので起動できませんでした」という意味です。ビルドに失敗しているのだから実行ファイルがないのは当然ですね。
重要なのはターミナルに出ているメッセージの方で、
C:\msys64(略)\ld.exe: cannot open output file C:\Users\Necko\OneDrive???\vscode\c???hello.exe: No such file or directory
「ld.exeというプログラム(リンカです)からのエラーメッセージ"出力ファイル(フルパス名)をオープンできませんでした"」
ここで重要なのは出力先パス名が文字化けしていることで、通常はVSCodeなどで作成したテキストファイルの文字エンコードはUTF-8なのに、ターミナルはコマンドプロンプトやさらにそのご先祖のMS-DOSとの互換性のために文字エンコードはShift-JISです。
これに関してはターミナルでchcp 65001
と入力すればUTF-8モードに切り替わります。
でもそれだけならターミナルの表示だけの問題で、エラーになる理由ではないかもしれません。
MinGWは外国製なので、日本語文字を正しく扱えない可能性があります。
これに関してはソースファイルの置き場所やビルドした実行ファイルの出力先のフルパスがすべてASCII文字(ざっくり言えば半角英数字)にする必要があるかもしれません。
もう一つ気になるのは出力先がOneDriveのフォルダになっているらしいことで、ひょっとするとMinGWのツールではOneDriveのフォルダを扱えなかったりするのかもしれません。
Path環境変数については、Windowsのバージョンによって違うものなので使用環境を書いてくれないとわかりません。
ただ少なくともエラーメッセージを見る限りでは、今の時点でエラーとなっている原因は「指定したパスに実行ファイルを出力できない」であり、Pathは関係なさそうです。