どうやら最近、Qiita でズンドコキヨシが氾濫しているようである。
数あるズンドコキヨシの中で自分が注目しているのはコレ。
……素晴らしい。
でも、自分が考えているズンドコキヨシフォントはコレジャナイ。
(↑なんだお前も考えていたのか)
ぼくの かんがえた さいきょうの ズンドコキヨシ フォント
「ズン」「ドコ」のいずれかをランダムで出力し続けて「ズン」「ズン」「ズン」「ズン」「ドコ」の配列が出たら「キ・ヨ・シ!」って出力した後終了
という「ズンドコキヨシの要件」を(できるだけ)満たすようにした。
でも、あいにく自分にはOpenType力が1ミリも備わっていないので、代わりにTeXの仮想フォント(VF)で実装することにした。
この zdkysm.vpl をカレントディレクトリに置いて、次のコマンドを実行すれば、仮想フォントのバイナリファイル(zdkysm.tfm と zdkysm.vf)が生成される。
vptovf zdkysm
あとは、このフォントを用いて適当なLaTeX文書を作成する。
\documentclass[a4paper]{article}
% もちろん(La)TeXマクロは一切無し!
\begin{document}
% ズンドコフォントを指定する
\newfont\fzdk{zdkysm at 4pt}\fzdk
% (人間が)ランダムな文字列を打ち込む
knknjnysnyitndsysnysstrnnkhtgmckcipidswrninds
\end{document}
これをコンパイル1するとズンドコキヨシな出力が得られる。
ズンドコキヨシフォントの仕様
- 何か文字を入力すると「ズン」「ドコ」の何れかが表示される。
- どちらになるかは文字により決まっている。
- だから“ランダムに出す”には人間が“ランダムに入力”する必要がある。
- 「ズンズンズンズンドコ」が並ぶと直後に「キ・ヨ・シ!」も表示して、そこで終了する。
- つまりそれ以上文字を入力しても表示が変わらない。
- 例えば先の例では37文字目の
d
のところで「キ・ヨ・シ!」が出るので、それ以降のswrninds
は何も表示しない。
さいごに
TeXのVFではアレなので、誰か先述の仕様を満たすOpenTypeフォントを作ってください。(他力本願)
-
エンジンは何でも(pdflatex でも)よい。 ↩