homebrew の ImageMagick 6.8.0 Q16 とかで、変な symlink で無理矢理回避するのはやめましょうという話です。
2013-02-04 追記
rmagick 2.13.2 がリリースされて、別の方法で対処されたので、普通にインストール出来るようになりました。
使い方
Gemfile
gem 'rmagick', github: 'znz/rmagick', branch: 'pkg_config'
説明
https://github.com/znz/rmagick/commit/27ceb27990ef5d55a3768274a774bba2512bd66b
のように pkg_config を使うようにすれば解決します。
変更内容は以下のように && !pkg_config("MagickWand")
を追加しているだけです。
diff --git a/ext/RMagick/extconf.rb b/ext/RMagick/extconf.rb
index 425b560..41ccdaf 100644
--- a/ext/RMagick/extconf.rb
+++ b/ext/RMagick/extconf.rb
@@ -202,7 +202,7 @@ def check_partial_imagemagick_versions()
-if RUBY_PLATFORM !~ /mswin|mingw/
+if RUBY_PLATFORM !~ /mswin|mingw/ && !pkg_config("MagickWand")
unless have_library("MagickCore", "InitializeMagick", headers) || have_library("Magick", "InitializeMagick", headers) || have_library("Magick++","InitializeMagick",headers)
exit_failure "Can't install RMagick #{RMAGICK_VERS}. " +
まとめとか
- imagemagick 側は悪くないので、変なシンボリックリンクを作ったりしていると、将来バージョンアップした時とかに変なことになるかもしれないので、やめた方が良いですよ、という話。
- ちゃんとライブラリのファイル名が変わっても対応出来るように pkg-config という仕組みがあって、 ruby 側でも対応しているのだから使いましょう、という話。
- rmagick は開発が止まっていて新しい imagemagick の機能が使えないし、拡張ライブラリだからメモリリークとかに弱いので、 mini_magick の方がおすすめらしいという話をどこかでみました。
- rmagick を使い続けたい人は rmagick プロジェクトに参加して pull request を処理したり改善したりしていくと良いかもしれません。
- 私は徐々に mini_magick に移行する予定なのでやる気なしです。