Aurelia
AureliaはAngularの開発者が開発したフレームワークで、その特徴として、未来志向(Forward-thinking)であることが知られています。
まだまだ日本語の資料は少ないですが、ドキュメントには既に日本語版が存在します。
実際に使用する時
チュートリアルではskelton-navigationを使用しているので、実際に使用する際にもこのリポジトリを参考にして始めたいと思うでしょう。
しかし、このリポジトリはgulpの設定等にaurelia本体と同じものが使用されているため、あまり一般的ではない(と私は思う)設定がされています。
例えば、prepare-releaseなどのgulp taskが用意されていますが、通常は不要でしょう。不要なだけで害があるわけではありませんが、使わないものを残しておくのは後々の混乱のもとなので削除しておきましょう(もちろん、Aureliaと同じ方式を採用するならばそれらを削除する必要はありません)。
build/tasks/prepare-relase.js
リリースに関するタスクが定義されています。バージョンを更新したり、CHANGELOGを更新したりしています。
削除してしまって問題ないでしょう。
build/tasks/dev.js
正しく理解できているかはわかりませんが、どうやらaurelia自体をリポジトリからローカルにコピーしたりしているようです。
削除して問題ないと思います。
build/tasks/doc.js
doc
タスクでは、doc-generate
タスクでドキュメントを生成した後に、生成されたドキュメントをAurelia独自のツールで整形しているようです。doc-generate
タスクも実際にはドキュメントを作成するのではなく、パース段階で止めてjsonのみを出力しています。
docタスクはプロジェクトに合う形に変更するのがよいでしょう。また、aurleria-toolsへの依存はdoc.js
とdev.js
にしかありませんので、package.json
のdevDependencesから削除してしまうとよいでしょう。
その他
テスト周りは見ていないので、そこにもあまり一般的でない設定があるかも知れません。
まとめ
あくまでチュートリアル用なので、0から作れる人は自分で0から作ったほうが結果的には良いかも知れません。
私のように、gulp-task自分で作れないよって人は、ここで挙げた変更をしてから少しずつ設定していけばいいと思います。