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「とりあえず JSON」の根拠

Last updated at Posted at 2014-09-02

なんか XML で作られようとしている API があって、「JSON でよくね?」って話をした。
そのとき考えたことを一応メモしておく。

とりあえず JSON

Web API など、言語やサービスを越えてのデータをやり取りしたいケースはいくらでもある。
そういうときはとりあえず JSON を選択することにしている。
まぁいまどきだいたいみんなそうですよね。
なんで XML やその他のフォーマットと比べて JSON が良いと感じるのか。

根拠

  • XML ほどリッチではないがほとんどの場合事足りるしわかりやすい
  • だいたいどんな言語のデータ構造にもわかりやすくマッピングできる
  • だいたいどんな言語でも定番のライブラリがある
  • 文字コードとして Unicode を強制されるので文字コードまわりの面倒が起こりにくい
  • エンコード/デコードのパフォーマンスが求められるようになったら MessagePack に移行すれば良い

あとは、まだ実践したことはないけど

  • バリデーションとかに JSON Schema 使えると便利 (XML Schema は XML にしか使えないが、JSON Schema ならあらゆる用途・あらゆる言語で使えるし、データ自体は読みやすいように YAML ファイルとかで持っておくこともできる)

突っ込みどころあったらお願いします。

XML について

XML に関しては、JSON よりもリッチなデータを表現できるので、XML の方が良いケースというのも確かにあるんだろうけど、個人的にはそういうのに遭遇したことないです。
別に XML の存在意義を否定するような意図はありません。
まぁ普通の WebAPI でレスポンスが XML だったらちょっとダルイなとは思いますが。

YAML について

YAML でもいいんじゃないか、と考えた。
が、結論としては JSON の方が良いのではと思う。

良い点

  • 読みやすい
  • 概ね JSON と相互変換でき、JSON で表現できることは大体 YAML にも表現できる

悪い点

Web API の実装として、パラメータか何かで出力フォーマットを切り替えることができて、YAML でも出力できるようになっている、というのはデバッグ時に読みやすいので便利だと思う。
でもあくまでもメインは JSON。

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