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発表されたばっかりの AWS Lambda の Scheduled Event を使って Lambda をスケジュール実行してみる

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AWS re:Invent で念願の Lambda の定期実行がサポートされました。

【AWS発表】AWS Lambdaのアップデート – Python, VPC, 実行時間の延長, スケジュールなど

API Gateway と組み合わせてサーバーレスのシステムが組めるようになったけど、
実際にサービス等で利用する場合には Lambda のスケジュール実行が出来なくと困ることが多いですが、
やっとサポートされました。

ということで、実際に試してみました。
手順としては、Lambda 実行用のロールを作成し、その後 Lambda を作成し、それに対して Scheduled Event を設定する流れです。

Lambda 実行用ロール作成

Lambda の実行には、実行権限の付いたロールが必要なので作成します。
IAM から作成できます。

  1. ロール名の設定

    入力して次のステップをクリック。ロール名はテキトーです。
    create_role_0.png

  2. ロールタイプの選択

    AWS Lambda を選択。
    create_role_1.png

  3. ポリシーのアタッチ

    AWSLambdaBasicExecutionRole にチェックを入れて、次のステップをクリック。
    create_role_2.png

  4. 確認画面

    問題なければ、ロールの作成をクリック。
    create_role_3.png
    これでロールの作成は完了です。

テスト実行用の Lambda の作成

  1. Lambda のページを開く

    Get Started Now をクリック。
    create_lambda_0.png

  2. blueprint を選択

    今回はテストなので、hello-world を選択します。
    create_lambda_1.png

  3. Function の設定をします。

    Name に HelloWorldFunction を入力し、Role に作成したロールを選択。
    実行するコードはテスト用に console に Hello World !!! と吐くだけに変更しました。
    create_lambda_2.png

  4. 確認画面

    問題なければ、Create function をクリックして、function を作成します。

    create_lambda_3.png

  5. function 作成完了

    create_lambda_4.png

Lambda に定期実行を設定

次に、作成した Function に対してスケジュール設定を行います。

  1. Event sources タブを開く

    Add event source をクリック
    create_lambda_5.png

  2. event source を追加

    5 分間隔で実行するよう設定します。実際は、時間指定とかも出来ます。
    Event souce type に Scheduled Event を選択。
    Name にイベント名を入力。
    Schedule expression に rate(5 minutes) を選択。
    Enable event source は Enable now を選択。
    Submit をクリックします。
    create_lambda_6.png

  3. 作成した event source を確認

    create_lambda_7.png

実際に定期実行されるか、CloudWatch で確認

create_lambda_8.png

ログに、Lambda で console に吐いた Hello World !!!! が表示されてますので、成功ですね。

まとめ

とにかく簡単にサクッとスケジュール設定が出来ました。
最初にあげたように Web サービスや、アプリでサービスを行う際、殆どの場合スケジュール実行するようなタスクが絡んでくるので、今回の機能追加によって Lambda の有用性はかなり上がったかと思います。しかも元々かなり低価格ですし。

AWS API Gateway + AWS Lambda + ( CloudFront ) + DynamoDB + ( SPA or NativeApp ) のような構成でサービスも運営できちゃいます。
今回地味に、API Gateway も東京リージョンも対応したみたいなので、全てを東京リージョンで運営できますので、ドンドン Lambda を使っていこうと思いました。

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