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既存EC2インスタンスにEBSボリュームを追加(アタッチ)する

Last updated at Posted at 2014-03-11

概要

既に構築済みのEC2インスタンスに新しくEBSボリュームを追加してEC2で使用できるようにします。

EBSとは

Elastic Block Storeの略
EC2への仮想外付けストレージサービス
・サイズは1GB単位で~1TBまで
・サイズ/期間/IOで課金される

詳しくは下記を参照してください
[AWSマイスターシリーズ] Elastic Block Store(EBS)

作業イメージ図

名称未設定-1.png

作業手順

EBSボリュームを作成する

1.AWS ManagementConsoleの「Services」から「EC2」を選択します。

2.左側のナビゲーションから「ELASTIC BLOCK STORE」の「Volumes」を開いて「Create Volumes」をクリックして作成ダイアログを開きます。

EC2_Management_Console.png

3.必要な項目を入力して、「Create」をクリックしてEBSを作成する

EC2_Management_Console.png

項目名 説明
VolumeType 通常は「standard」を選択。I/O性能を設定したい場合は「Provisioned IOPS」を選択。
Size ボリュームサイズ(ストレージサイズ)を入力します。
IOPS 「Provisioned IOPS」を選択した場合のI/O性能を設定します。
Availability Zone EBSを作成するゾーンを設定します。注意:ゾーンは追加したいEC2インスタンスと同じゾーンを指定しましょう
Snapshot EBS作成時に元になるSnapshotを指定する場合に使用します。Snapshotの内容を使いたいけど、Snapshotとは異なるボリュームサイズにしたい時等に使用します。

4.作成したEBSが一覧に追加され、「State」が「available」になったらEBS作成完了です。
EC2_Management_Console.png

既存のEC2に作成したEBSを追加する

1.EBS一覧から追加したいEBSにチェックを入れて、「Actions」メニューまたは右クリックメニューで「Attach Volume」を選択します

EC2_Management_Console.png

2.必要な項目を入力して、「Attach」をクリックしてEC2にEBSを追加します。
EC2_Management_Console.png

項目名 説明
VolumeType 選択したEBSボリューム
Instance EBSを追加したいEC2インスタンスを指定する。追加可能なEC2リストから選択するだけです。
Device EC2内でのデバイス名を指定します。通常はInstanceを選択した時点で最適なデバイス名が自動で設定されます。手動で設定ももちろん可能です。

3.EBS一覧で正常に追加できたか確認する。

EC2_Management_Console.png

EBSボリュームをEC2にマウントする

追加したEBSをEC2で使用できるようにマウントします。

1.EC2へSSH接続する。
操作するEC2のOSはUbuntuですが、基本的にAmazon Linuxでも同様の操作になります。 ubuntuだと/dev/sdgは/dev/xvdgになっている。

2.現在のマウント状態を確認する(/dev/sdgはまだマウントされていない)

$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/xvda1       20G  8.0G   11G  43% /
none            4.0K     0  4.0K   0% /sys/fs/cgroup
udev            816M  8.0K  816M   1% /dev
tmpfs           166M  200K  166M   1% /run
none            5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
none            827M     0  827M   0% /run/shm
none            100M     0  100M   0% /run/user
/dev/xvdf        20G  2.0G   17G  11% /data

3.EBSボリュームをフォーマットし、/data2にマウントします。

$ sudo su -

# mkfs -t ext4 /dev/xvdg
mke2fs 1.42.5 (29-Jul-2012)
Filesystem label=
・
・
・
Creating journal (32768 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done

# mkdir /data2
# mount /dev/xvdg /data2
# exit

4.正常にマウントできているか確認する

$ df -h
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/xvda1       20G  8.0G   11G  43% /
none            4.0K     0  4.0K   0% /sys/fs/cgroup
udev            816M  8.0K  816M   1% /dev
tmpfs           166M  200K  166M   1% /run
none            5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
none            827M     0  827M   0% /run/shm
none            100M     0  100M   0% /run/user
/dev/xvdf        20G  2.0G   17G  11% /data
/dev/xvdg        99G   60M   94G   1% /data2

5.書き込みが正常にできるか確認する

# mkdir -p /data2/test/file/to/ 
# echo "this is text file" > /data2/test/file/to/test.txt
# cat /data2/test/file/to/test.txt
this is text file

自動マウントを設定する

このままだとEC2インスタンスをSTOP等をした際に、マウントが外れてしまうので、自動マウントするように設定しておく。
意外と忘れがち。
以下を/etc/fstabの末尾に追加する。

1.自動マウントの設定をする

/dev/xvdg /data2 ext4 defaults 1 1

2.(可能なら)自動マウントできているか確認する
EC2をAWS ConsoleからStop -> Startをして自動マウントできているか確認する

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