Windows 10 の最新アップデートである Creators Update (Build 1703) にアップデートすると、標準のブラウザである Microsoft Edge で Google 関連サイト(検索、Gmail 他)や YouTube、Facebook にアクセスできない場合があります。というか、私の場合は、99.9% できません。
症状は、問題のサイトを開こうとすると、ぐるぐるカーソルが回って、しばらくすると、「サイトに到達できません」のようなエラーが表示されます。エラーの詳細を見るとは、INET_E_RESOURCE_NOT_FOUND が表示されます。ネットで調べた結果、同じような症状で悩んでいる人はいるようだが少ない。アップデートが公開されてまだそんなに時間が経っていないからかもしれない。ただ、それを完全に解決できる方法はなかった。
しかし、ようやく、ちゃんと解決できる方法を載せたブログを見つけたのでここで紹介します。ブログには、いろいろ書いてありますが、本当の解決法は下のほうに書いてありました。それは TCP Fast Open を無効にすることです。
TCP Fast Open を無効にする方法:
- Microsoft Edge を起動します。
- アドレスバーに
about:flags
を打ちます。 - 下方向にスクロールして Enable TCP Fast Open のチェックを外します。
- Microsoft Edge を再起動します。そのままブラウザを再起動しなくてもできると書いてあります。
それだけです。
この Creators Update は、いくつか新しい機能、変更されているものがあります。よくなったところも多々あるようですが、特に、この標準ブラウザになった Microsoft Edge では、まだ課題があるようです。上記の問題以外に、レイアウトが崩れるサイトもありました。
参考記事:CREATORS UPDATE #2: MICROSOFT EDGE & GOOGLE – INET_E_RESOURCE_NOT_FOUND