Jenkins先生のビルドで色々やるようになると、ついついログの量が多くなってしまって、失敗した時の原因を調べるためにログを追うのが大変になってきがちです。
そんな時は下の画像のように、Jenkins先生のログ出力に色付けをして、Warningを黄色くしたり、失敗した箇所を赤くしたりするとログ全体を追いやすくなります。
AnsiColorプラグイン
Jenkinsで色付けを実現するのはAnsiColorプラグインを使えば簡単です。
https://wiki.jenkins-ci.org/display/JENKINS/AnsiColor+Plugin
このプラグインは、ログ中のANSIエスケープシーケンスを解釈して、色付けをしてくれます。
プラグインをインストールすると、Jenkinsのジョブの設定画面で"Color ANSI Console Output"という設定項目が加わるので、そこにチェックを入れるだけで有効になります。
Mavenの場合
僕はMavenでビルドしているので、Mavenの出力を色付けしたかったのですが、出力にANSIエスケープを入れるうまいやり方がわからなかったので、今はsedで置換しています。
こちらを参考にしました。
https://github.com/builddoctor/maven-antsy-color/blob/master/mvn
注意点
このプラグインを有効化すると、Jenkins上に保存されるログのファイルサイズがかなり大きくなります(手元の環境だと8倍ほど)。
そのため、ログ出力の量が多く、Jenkinsのディスク容量に余裕がない方はやめておいた方が良いかもしれません。