今回はEddystone-URLを受信し、そのURLをタップするとブラウザが起動するアプリをAppleStoreに申請してみたが、リジェクトを食らった。その内容をメモ書きに残しておく。
リリースした機能
Eddystone-URLを受信すると、tableViewにURLを表示させ、タップすると外部ブラウザを起動させる。
リジェクトの経緯
今回のアプリは受信専用なので、データがないとtableViewが空の状態。iTunesConnectの審査担当は空データを嫌う傾向にあり、そのせいかメタデータリジェクトくらった。
リジェクトに関する詳細
指摘されたのは、
1. 「デモビデオを用意しろ」
2. どういったユーザをターゲットにしているのか
3. このアプリを使う用途は何?
<対応>
デモビデオに関してはアプリの動作確認用動画を撮影しYOUTUBEにアップロードしたものをアピールメッセージに記述した。
2.と3.については、このアプリがなぜ便利なのかという理由とイベント会場などで使えます、的な内容をアピールメッセージに記述した。
苦労した点
- 仕様に関するものが英語のものが多く、日本語ドキュメントを読み慣れていた自分には読解に苦労した
- Eddystone-URLを送信する機能も検討したが、GoogleのGithubのドキュメントだけしか情報がない。送信の仕組みの設計を行う際の情報が圧倒的に不足していたのもあり、今回は見送った
結果として以下のリリースを行うことができた。
https://itunes.apple.com/us/app/eddystone-url-on-browser/id1107369528?l=ja&ls=1&mt=8
- 所感
アプリの内部に説明ページを実装していたが、「アプリの用途」と「ターゲット層」を確認してくるということは、審査の際に説明画面を見てないな、と感じた。審査者が日本語を読めないからかもしれないが、基本的に申請時に手順等のメモ書きを書く欄に明確に記述しておかないと通らない。今回のようなデータソースが無い状態のアプリの審査では、デモビデオを初段で用意し、動画URLを貼りつける等やっておくと良い。