GitのツールといえばGithubですが、最近ちらほらとGitLabについても良く耳にするようになってきました。今回試験的にGitLabを導入するにあたり、以下にそのインストール方法を書いていきます。
環境など
- CentOS 6.4
- GitLab-rpm 6.8.2
GitLabのインストール
RPMの取得
はじめにGitLabのインストールに必要なRPMのダウンロードURLを、こちらからコピーし、curlでもってきます。
※記事を書いた当時の最新版で進めます
~ curl -o gitlab-6.8.2_omnibus-1.el6.x86_64.rpm https://downloads-packages.s3.amazonaws.com/centos-6.5/gitlab-6.8.2_omnibus-1.el6.x86_64.rpm
関連パッケージのインストール
以下のコマンドを実行し、関連パッケージをインストールします。
~ yum install openssh-server
~ yum install postfix
これで関連パッケージのインストールが完了しました。
GitLabインストール
GitLabを以下のコマンドでインストールします。
chef等で諸々の設定を行うため時間がかかります。
※指定するRPMのファイル名は上記で設定した名前にしてください
~ rpm -i gitlab-6.8.2_omnibus-1.el6.x86_64.rpm
次に設定ファイルの作成を行います。
~ mkdir /etc/gitlab
~ vim /etc/gitlab/gitlab.rb
gitlab.rb
# これは自分が使用するURLにあわせてください
external_url "http://xxxxxxxxxxx"
その後,以下のコマンドにて設定を適応させてください。
~ gitlab-ctl reconfigure
これでGitLabの初期設定は完了です。
最後に下記コマンドでGitLabを起動しましょう。
~ gitlab-ctl start
これでexternal_urlにて指定したアドレスで、GitLabを利用することができます。
SSHのポートを変更している場合
~ vim /var/opt/gitlab/gitlab-rails/etc/gitlab.yml
gitlab.yml
#以下のコメントを外して番号を変更
ssh_port: 22
変更後、GitLabをリスタートします。
~ gitlab-ctl restart
まとめ
RPMを利用した方法だと、chefで必要なものを勝手にやってくれるのでいろいろと手間が省けて楽だなぁと思いました。他にもインストール方法はあるようなので、そちらは別途調べて頂ければ幸いです!
以下参考にしたURLです。SSLを用いた方法については、参考URLを見て頂ければと思います。