こんにちは。エクセルソフトの田淵です。
Android 5.x では Material Design の Theme が使用できます。Xamarin.Android でも問題なくこの Material Design を使用できますので、その方法を記載します。Android 4.4 以下は Holo.Light などの組み込みテーマが使用されます。
Android 2.x/4.x でも Material Design を使用したい場合は、Xamarin.Android で Material Design を v7 AppCompat で使用する方法 (Android 2.x/4.x も含む) - Qiita をご参照ください。
プロジェクトの構成

どのように構成しても問題ないと思いますが、より Android Studio の構成に近くなるように、Xamarin Studio でデフォルトで作成される Android アプリからメニューなどを追加しています。
追加・修正した点は メニュー項目の main_menu.xml
, Material 用カラー設定項目の colors.xml
, Padding などの設定項目の dimens.xml
と Material Design 用の values, values-v21 以下の styles.xml
です。
プロジェクトは
Material Design Sample として GitHub にアップしておきましたので宜しければご覧ください。
気になった点
AndroidManifest について
Android 5.x の status bar の色が黒いままの場合があります。それは、AndroidManifest.xml の SDK の targetSdkVersion が 21 になっていないためだと思われます。

このように GUI で設定できるのですが、下の方の「ソース」を開いてみると、
<uses-sdk android:minSdkVersion="15" />
と、設定されていないことがあるみたいです。その場合はソースに直接記載してしまいましょう。
<uses-sdk android:targetSdkVersion="21" android:minSdkVersion="15" />
こんな感じになります。
(何故か XAP が調子悪くてイメージがダウンロード出来ないので x86 エミュレーターで… 悔しいw)


AppCompat を使う方法はこの後アップしますが、結構大変なので、まずは 5.x の Material Design だけでも。という方はこちらの方法をお試しください。
Xamarin 気になった方は
是非 ダウンロード(直接) / ダウンロード(弊社経由) して触ってみてください。
学習用リソース や JXUG リンクページ に参考資料を纏めてますので併せてどうぞ。
以上です。