はじめに
cron.daily
が走ってそうな時間帯にサーバの障害報告が上がってきました。
モニタリングの各種値と照らし合わせて、HDDアクセスが過負荷状態になっているようで、ログローテートの処理を疑いました。
今回のサーバはウェブサーバだったのですが、その特性上、午前3時がアクセスの谷間というわけではありませんでした。
アクセスの最も少ない午前6時ごろに移動させてみます。
7からは変更された様子
CentOS 5のころはcron.dailyが/etc/crontab
から呼ばれていたので、この時間を変更すれば良かったのですが、現在は違うようです。
調べてみたところanacron
という仕組みが使われているようでしたので、こちらの設定されている時間を変更してみます。
/etc/anacrontab
中略
START_HOURS_RANGE=3-22
中略
START_HOURS_RANGEはcronを走らせて良い時間らしくて、ここをSTART_HOURS_RANGE=6-10
に変更します。
これで運用してみます。
https://linux.die.net/man/5/anacrontab
http://www.server-memo.net/tips/crontabfile.html