yositani2002です。
この記事は Symfony Advent Calender 2014 17日目の記事になります。
技術的内容でなく申し訳ないのですが、 Symfony2 用の jobeet というチュートリアルを翻訳してみましたので、紹介させていただきたいと思います。
symfony1.x のころは入門用に jobeet/askeet というボリュームのあるチュートリアルがありました。 Symfony2 になって、なくなったと思い忘れていたのですが、先日、Symfony2 版をいくつか見つけました。
http://www.ens.ro/2012/03/21/jobeet-tutorial-with-symfony2/
http://www.intelligentbee.com/blog/tag/symfony2-jobeet/
どうも、有志の方が引継いで19日まで英語で作成されているようです。
先人の偉業にまずは感謝です。
すでに多くの言語に翻訳されているようです。
http://blog.erlem.fr/programmation/developpement-web/framework/40-symfony/99-symfony2-jobeet
http://symfony.in.ua/symfony2-jobeet-tutorial.html
http://wiki.salud.gob.sv/wiki/Tutorial_Jobeet_con_Symfony2
https://github.com/happen-zhang/symfony2-jobeet-tutorial
そこで、日本語に翻訳してみました。英語は苦手なのでただただGoogle翻訳頼みです。
怪しいと思うところは、原文の方と見比べていただき、コメント欄に指摘、または、GitHub で PR していただけるとうれしいです。
内容的には、ちょっと独特なところも含めて大変参考になりました。
コード量が多い分、その説明は少ない気がしました。
まずは通しでやった後、コードを読み直す方がいいかもしれません。
以下、面白い、為になったと思った点です。
- Ubuntu である。 Ubuntu 触ったことがなかったので。
- Sonata Adminで管理画面を作る。Sonata のとっつきにくさが少しは緩和されてる気がします。
- ファンクショナルテストでDB自体を作り直し。あまり見かけないやり方でしたので。
- Zend Luceneを使って全文検索の実装。Zend Frameworkの組み込み方としても参考になりました。
- Unobtrusive JavaScript なる考え方。まず、読めないし、なんて訳せばいいのか分かりませんでした。
- ページャーが自作。
今後、ベストプラクティスなども踏まえて、作り直すのもいいかもしれません。
また、自由につづきを執筆しちゃっていいんじゃないでしょうか。|ω・`)チラ
翻訳作業については、去年の12月にSymfonyユーザー会の翻訳会に参加させていただき手順を教えていただきました。翻訳をしていると、ドキュメントをくまなく読むようになり知識が深まるだけでなく、 Sphinx などの周辺技術も身に付くため、大変おすすめです。
Symfony の書籍が現状あまり無いので、どこまで需要があるのかわからないんですが、 EPUB 版も作成してみました。
それでは、ちょっと早いですが、よいお年を。