mysql server で外部から接続できるユーザを作成する。

概要

今回mysqlサーバに外部から接続して動きを確認したかったので、vagrantを使用してcentosサーバの中にmysqlをインストールし、mysqlサーバを構築しようと考えた。(centosサーバを構築した状態からスタート。)

サーバ構築後、外部から接続できるユーザの発行を少し調べたのでメモに残そうと思います。

作業内容

まずはサーバにsshでログインし、mysqlをインストールする。

$ yum install mysql-server
$ vi /etc/my.cnf

必要最小限ですが、my.cnfを修正する。

[mysqld]
datadir=/var/lib/mysql
socket=/var/lib/mysql/mysql.sock
user=mysql
# Disabling symbolic-links is recommended to prevent assorted security risks
symbolic-links=0

# 下記のcharacter-setを追加してやる。
character-set-server = utf8

...

修正が終わったらmysqlを起動する。

$ /etc/init.d/mysqld start

下記のような感じで外部から接続できるユーザを作る。

> grant all privileges on [db_name].* to [user_name]@"[ip_address]" identified by '[password]' with grant option;

今回はすべての権限を持っていて、どこからでもアクセスできるようにしたかったので、ワイルドカードを使用して以下のようなユーザを作成した。
（権限はもちろんすべてのDBにアクセスできる）

$ mysql -u root

> grant all privileges on *.* to test_user1@"%" identified by 'test1234' with grant option;
> select user,host from mysql.user;

# 上記で設定したアクセス権限でユーザが作られているか確認する。
# 今回は  test_user1 が % （どこからでも）になっているか確認できる。

+------------+-----------------------+
| user       | host                  |
+------------+-----------------------+
| test_user1 | %                     |
| root       | 127.0.0.1             |
|            | localhost             |
| root       | localhost             |
|            | localhost.localdomain |
| root       | localhost.localdomain |
+------------+-----------------------+

あとは、mysqlを再起動してmysqlクライアントがインストールされている端末から下記のコマンドでアクセスしてみる。

$ mysql -h [ip or address] -u [user_name] -p