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AWS LambdaでHTMLを出力してみた

Last updated at Posted at 2016-02-05

はじめに

AWS Lambdaを最近触り始めたのですが、この仕組みの便利さにもう夢中です。
Lambdaを活用して真っ当なことは、Qiitaにも沢山の事例が出ているので、
せっかくだから、あえて変なことをやってみた結果を投稿していきたいと思います。

最初のチャレンジはEC2なしでWebサイトを構築できるかどうか、
LambdaでHTMLの出力にチャレンジしてみよう、です。

HTMLコードの出力

まずは、シンプルにHTMLコードの出力を試してみました。

index.js
exports.handler = function(event, context){
    context.done(null, "<html><head><title>Hello</title></head><body>Hello HTML</body></html>")
}

結果は

"<html><head><title>Hello</title></head><body>Hello HTML</body></html>"

となりました。ぱっと見、HTMLが出力されているように見えますが、
ブラウザで確認してみるとこんな感じです。
2016-02-06.png

HTMLとして認識されずに、そのまま出力されちゃっています。
うむむ、残念。

Content Typeの設定

そこでAWS API GatewayのMethod ResponseでContent Typeをtext/htmlに指定します。
出力データの形式は標準でapplication/jsonとなっているので、
あえて指定しないとブラウザはデータをJSONと認識してしまいますね。

2016-02-06 (1).png

そうすると、こんどはちゃんとHTMLとして認識してくれました。
ただ、前後にダブルクォーテーションが出ちゃっています。

2016-02-06 (2).png

Mapping Templateの設定

次にチャレンジするのは、API GatewayのIntegrationでMapping Templateを設定します。
ここで、Lambdaの戻りのjsonをhtmlに変換してやります。
2016-02-06 (3).png

さて、結果は・・・・
2016-02-06 (4).png

やった!ダブルクォーテーションがなくなって、ただしいHTMLになりました♪

Lambda + API Gateway でMVC

こうなると調子に乗りたくなってきますね。
Lambdaで直接HTMLコードを出力するのはやめて、きちんとjsonを出力します。

index.js
exports.handler = function(event, context){
    context.done(null, {message: "Hello MVC"})
}

そして、API GatewayのIntegration ResponseのMapping TemplateにHTMLを記述します。
結果がはっきり分かるようにh1タグで囲んでおります。

2016-02-06 (5).png

はてさて、結果は~?

2016-02-06 (7).png

ちゃっちゃちゃ~ん♪きれいにHTMLが出力されました。
ということで、AWS LambdaとAPI Gatewayを使って
なんっちゃってMVCっぽいことが出来ることは確認できました。

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