Jenkinsで自動化。インストールも自動化。
Jenkins Windows Installer編
コマンド
msiexec /i jenkins-x.xxx.msi /qn JENKINSDIR="path\to\jenkins"
解説
JenkinsのWindows用native packageは、インストーラーにWindows Installerを利用しています。
ダウンロードしたzipファイルにはmsiファイルとsetup.exeが同梱されていますが、今回必要なものはmsiだけです。
オプション | 説明 |
---|---|
/i path.msi | msiファイルの指定。 |
JENKINSDIR=path | インストール先およびJENKINS_HOME になるパス。指定なしなら %ProgramFiles(x86)% (64bit)か%ProgramFiles% (32bit)。 |
/qn | サイレントインストール(UI非表示)。/qrとの違いはUIの有無 |
Program Files
配下ではなく、他の場所にインストールしたほうが便利でしょう。JENKINS_HOME
が指定できることもポイントです。
その他の細かいオプションはWindows Installerの公式ドキュメントを参照してください。
プラグイン
Jenkinsインストール後の作業です。
Jenkins CLI編
Javaとインターネットが利用できることが前提
java -jar jenkins-cli.jar -s %JENKINS_URL% install-plugins pluginNameA pluginNameB pluginNameC...
java -jar jenkins-cli.jar -s %JENKINS_URL% safe-restart
1コマンドで複数のプラグインがインストールできます。
ローカルインストール編
Jenkinsマシンからのインターネット利用が難しい場合です。
プラグインの依存関係の調査
ローカルインストールではプラグインの依存関係を手動で解決する必要があります。
Jenkinsのwikiから、欲しいプラグインが依存しているプラグインを確認しましょう。
プラグインのダウンロードと設置
プラグインの実態であるhpiファイルを、プラグイン用ディレクトリに置く必要があります。
hpiのダウンロード元はhttp://updates.jenkins-ci.org/latest/pluginName.hpi
hpi用のディレクトリはpath/to/jenkins/plugins
です。
依存関係のあるプラグインも忘れないように。
Jenkinsの再起動
JENKINS_URL/safeRestart
で再起動できます。
Chef利用編
JavaとJenkinsのcookbookを利用すればよいでしょう。プラグインもうまく処理してくれます。