前々から話題になっていた、MACAWで遊んでみました。
Webコーディングを根本的から変える製品のようですが、
実態は、いつも僕らがやっているサイトコーディングをGUIで出来るようにしたものです。
MACAWできちんとしたサイトを作るためには、
やはり、HTMLとCSSの知識が無いときちんと出来ないし、
最終的には、コードを打って調整しないといけないから、
コードの知識は絶対に必要だと思います。
あと、簡単なペラ一だったら爆速で作れますが、
高度に制御されたWebアプリを作るのはかなり難しくなってくると思います。
MACAWの特徴
おおきな特徴はこの3つだと思います。
- ネイティブアプリだということ。
- シンプルな機能群
- Component化してくれる
ネイティブアプリだということ。
最初全然起動しなくて殺してやろうかと思った。
やっと起動して色々いじいじしてみたら、結構使いやすいいいじゃん。
ストレスフルな点は今後慣れやアップデートで良くなるだろうと思って、大人な対応をしてみた。
Photoshopより体感で1.5倍ほど重い。
ネイティブでこの重さって、おそらく中身はWebkitエンジンじゃないかと思われる。
でもファイルの管理とかPhotoshopで書きだしたやつの反映とか、Webアプリよりスムーズな点が多くてよいところだと思う。
作ったものは、FTPツールで自分のサーバにアップ。
シンプルな機能群
いじれるCSSが絞られていて、基本的にシンプルなイメージです。(display:inline-block)が出来なかったりムカつく点はありますが、基本的に良いです。
というか、シンプルというより、バグが取れなくて表示してない機能が多い可能性が多分にあるんじゃないかな。
基本的に、HTMLとCSSをGUIで出来ますよっていうツールなので、
それ以外の機能はあんまりつけて欲しくないのが正直な所。
といううか、簡単にCSSが出来ればいいやって感覚なので、正直HTMLは手打ちでもOKなんですよ。
それが出来ないのは結構渋いですね。
まぁ、MACAWに限った話では無いのですが。
Component化してくれる。
コレ多分便利ですね。
基本Webってコンポーネントの塊なんで、ほかのプロジェクトで使いまわせるのはよいよい。
MACAWのいいところ
ネイティブアプリだから安心して業務でも使える。
Webアプリとか怖すぎて業務で使えない。
書きだされるデータ達が超シンプル
headタグはこれだけ
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="initial-scale=1.0">
<title>index</title>
<link href="http://fonts.googleapis.com/css?family=Fauna+One:400,400|News+Cycle:300|Open+Sans Condensed:|Muli:300" rel="stylesheet" type="text/css">
<link rel="stylesheet" href="css/standardize.css">
<link rel="stylesheet" href="css/index-grid.css">
<link rel="stylesheet" href="css/index.css">
</head>
footer以下もこれだけ
<script src="js/jquery-min.js"></script>
<script src="js/index.js"></script>
<script src="js/rimages.js"></script>
</body>
</html>
もちろんカスタマイズも可能。
Bodyのところも、ちょっと余計なクラスがつくくらいで、後からいじりやすい。
デザイナーがコーディング勉強するのにちょうどいいんじゃないかな。
これで修行してもらえば、よりよい関係を築ける気がしている。
MACAWのクソなところ
- 重い(⌘+zくらいはまともに作ってよ・・・)
- 世界観が独特 慣れればいいけど・・・
- これだけでデザインするのは無理。せいぜいフォトショで来たデザインを爆速でカタチに出来るやーつ
- 生コード手打ち編集が出来ない。
まぁ、今後に期待ですかね。