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Rancherのストレージについて

Last updated at Posted at 2017-01-13

Rancher Meetup #3で Rancherのストレージについて登壇したので、それの抜粋転記です。

以下の資料は Rancher 1.6 系の資料となっておりKubernetesベースのRancher2.0とは全く違うものです。ご注意ください。

【会場変更 →渋谷】Rancher Meetup Tokyo #3 - connpass
https://rancherjp.connpass.com/event/45768/
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元のスライドはこちら。
Rancher Meetup Tokyo#3 Storageについて
http://www.slideshare.net/ttyno/rancher-meetup-tokyo3-storage


1. Dockerで困ること

インフラ的にDockerで困ること2つ

  1. データストアであるストレージで困る
  2. ネットワークで困る

2. なぜこのお題に?

Dockerは気軽に作って壊してをするので、永続的なデータストレージが必要です

3. 皆さんいろいろ工夫されているようです

  1. NFSサーバーを各ホストからマウントし て、VolumeコンテナをNFSに配置する。
  2. DBだけは、オンプレにしています。
  3. KubernetesのPersistentVolumeを利用

しかし、これらを使うとRancherの管理外 に出てしまうので痛し痒しです。 Rancherでなんとかできないでしょうか

4. Rancherの考えるストレージとネットワーク

Rancherは個別機能をDockerコンテナにして提供
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※他にもスケジューラーや、ヘルスチェックなどがありま す。

5. Rancherのボリュームプラグイン

現在、カタログから選択できるのは以下の3つ
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  • Rancher EBS
  • Rancher EFS
  • Rancher NFS

6. Rancherからだとどうなる?

Rancherから Docker Volumeプラグイン経由で利用します
※注:Docker v1.2 で実装(Experimental) されているプラグインではないです。 Legacy Pluginになります。

7. Rancherのボリュームプラグインについて

それぞれ以下のようなものです
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8. Dockerのデータ管理方法

その前にDockerのストレージ プラグインの仕組みについて
Dockerでのデータ永続化方法はいくつかあります
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9. Dockerのデータ管理方法

Dockerのデータ管理方法は以下
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10. Data ボリュームプラグインの仕組み

ボリュームプラグインの仕組みの詳細は以下のようになっています
image

参照:Dockerのボリュームプラグインとストレージドライバ
http://knowledge.sakura.ad.jp/knowledge/5021/

11. Rancherで使うのは、Data ボリュームプラグイン

Rancherから使う場合はこんな感じ
image

12. (1)カタログからインフラコンテナをデプロイ

Rancherストレージコンテナをカタログからデプロイすると以下のように
image

13. (2)ボリュームを作成

volume-driverを指定して、
rancher volume create NewVolume --driver rancher-nfs
やUIからボリュームを作成します。
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14. (3)コンテナを作成

コンテナを作成します。
-v でボリュームをオプションで指定するか、
docker-composeに書きましょう。
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15. Rancherでのボリューム作成手順

  1. NFSなどのインフラ側を準備
  2. Rancherのカタログの「ライブラリ」から必要なサービ スを起動(例:Rancher NFS)
  3. ボリュームを作成 Rancherコマンドでも、UIからでも。
  4. コンテナからマウント -v オプションでも、Composeでも。

16. まとめ

  • Dockerプラグイン機構を利用
  • Rancherでのボリューム管理はRancherから可能
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