結論
評価版⇒正規版へのライセンス認証を実施する際には、「コマンド」からライセンスキー入力が必要です。その結果、Windows認証されていなくても、今度はライセンスキー入力可能になります。
きっかけ
WindowsServer2012R2を構築するために、WindowsServer2012R2評価版のDVDを取得。
しかし、これがなかなか思ったようにはいかず。
⇒評価版には、180日間の評価期間がついてくる。
⇒という先輩からの前情報だったのだが、なぜか既に有効期限が切れている。
⇒このままだと、OSが1時間でシャットダウンしてしまうので作業にならない。
上記の理由で、正規版をアクティベートする前に、評価版の有効期限を延長。
slmgr.vbs -rearm
WindowsServer2012R2も構築し、さあ正規版をアクティベートしようがとキーを入力したが、「このエディションのWindowsのライセンス認証にそのキーは使えません。別のキーを試してみてください」のエラーメッセージ。
さあ、どうしよう。またOSインストールして、再設定??いやだ。
という理由で、評価版⇒正規版へのライセンス認証する方法を調査した結果です。
対応
コマンドを実行することで正規のライセンキーを入力できるようになるらしい。
Windows Server 2012 R2 Standard評価版の期限切れ。勝手にシャットダウンされるので正規のライセンスキーを入力した結果
を参考にしました。ただ、この記事の筆者は、再インストールした後でコマンド実行することが可能になることを調べたらしく、実際には試していない様子。
DISM /online /Set-Edition:<edition ID> /ProductKey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX /AcceptEula
※管理者でコマンド実行します。
edition IDは、ServerStandardにしました。
DISM /online /Get-CurrentEdition
を実行すると、現在のエディションがServerStandardEvalだったので、Evalを取って。
確認
全部で、5台に実施しました。
再起動後、コントロールパネル⇒システムにて、Windowsライセンス認証の項目を確認しました。
1台だけ「Windows認証されていません」と表示されています。理由は不明。
もう一度、ライセンス認証を行ってみます。この記事で紹介したコマンドではなく、普通にGUIからライセンスキーを入力しました。
今度は問題なく、認証されました。
結論
評価版⇒正規版へのライセンス認証を実施する際には、コマンドからライセンスキー入力が必要です。その結果、Windows認証されていなくても、今度はライセンスキー入力可能になります。