libfreenect2とは
libfreenect2とはKinect V2を使うためのマイクロソフト非公式ドライバーです。
このlibfreenect2を使うことで、linuxでKincet V2を使うことができるほか、複数のKinect V2を使うことができます。
今回公式サイトlibfreenect2
を参考にwindows PCにlibfreenect2をインストールしたのでメモ
UsbDk
UsbDkのダウンロードサイトから最新のmsiファイルをダウンロードしてインストールします
libfreenect2のダウンロード
libfreenect2のDOIからこちらのサイトに飛んでlibfreenect2-v**.zipをダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルを解凍、CMakeを使ってインストールします
CMakeのGUIを起動(必要ファイルの確認)
自分は以下の設定でビルドしました
ソースコードの場所: C:/libfreenect2
ビルドの場所: C:/libfreenect2/build
ここでエラーが発生
以下のソフトが必要と出ます
- TurboJPEG
- GLFW
- OpenNI2
- OpenCL(一部のPCで)
- CUDA (Nvidiaを使ってるPCで)
TurboJPEG以外のソフトはlibfreenect2のInstallationを参考にダウンロード
TurboJPEGは少々面倒だったので以下にメモ
TurboJPEGのインストール
バイナリデータではなく、gitでソースコードごとダウンロードして作業しましょう
ダウンロード
これを使ってビルドします(解凍したときに出てくるBUILDING.md参照)
Building.mdをつかったTurboJPEGのインストール
nasmをインストールして
C:\Users\jiroc_000\Desktop\Visual Studio Tools\Windows Desktop Command Prompts
のVS2015 x64 Native Tools Command Prompt
をつかってインストールしました
libfreenect2のビルド
ビルドの設定において、例えば
LibUSB_DLL: C:/libfreenect2/depends/libusb/MS64/dll
LibUSB_LIBRARIES: C:/libfreenect2/depends/libusb/MS64/dllに設定
TurboJGEG_DLL C:/libfreenect2/depends/libjpeg-turbo64/build/turbojpeg.dll
TurboJGEG_LIBRARIES C:/libfreenect2/depends/libjpeg-turbo64/build/turbojpeg.dll
その他インストールしたプログラムのパスを入力
というように設定してコンフィギュレーション→ジェネレーションしてください
するとBuildフォルダにソリューションファイルが出てくるのでVisual Studioで起動してビルドしてください
これでインストールは完了(のはず)お疲れさまでした。
サンプルプログラムを動かして確認してみましょう
サンプルプログラムの起動
うまくビルドできていればbuild/bin/DebugにProtonect.exeができているはずです。Kinectv2をつないで動作を確認してみましょう
USBDKの再インストール(任意)
うまくインストールできない場合は再インストールでうまくいくことが多いです
C#で使う
dbruningさんというかたがC#のラッパーを作っていました
Runtime Library -> /MDdで起動