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開発者インタビュー記事の良くないパターン

Last updated at Posted at 2015-07-27

ネット媒体に載せるインタビュー記事で気をつけるところをパターン化し、それの対応策っぽいものをまとめた

  • まえがきが長い
    • だらだらと一般的なことを持論のように述べられても読みたくない
      • 例:「ネットが当たり前の昨今、これからの開発者というものは...」
      • どうしても書きたいなら最後に書けばいい
  • インタビュー対象の成果が分かりづらい
    • 具体的なアウトプットを示さないと興味もわかない
      • 例:「リーン・スタートアップやグロース・ハックに長けた人物として、社内で高く評価されている」
        • インタビューは人ありきだが、まず成果があってその開発者のインタビューの形がいい
  • つまらないポジショントーク
    • 会社のPRをするためのインタビューはいいことしか書かない
      • インタビュー対象はPRをしたいが、インタビュアーがPRするとつまらない
    • エッヂがきいてないと面白く無いのでネットでは注目されない
  • 写真のメッセージ性が伝わらない
    • おしゃれなオフィスならおしゃれさが伝わるように徹底する
    • 男前を写したいならふざけた感じに
    • 例外的に遊び心が少しでもあればワケが分からない写真は面白いがそれは難しい
    • オフィスでインタビューするなら周りを見て面白い題材を見つける
  • 読んだ人が得るものがない
    • インタビュー対象のノウハウや考えていることが重要
      • 引き出すのは難しい
        • 成功談と失敗談を聞く
          • 本当は失敗談のほうが得られることが多いが自分の失敗をしゃべりたがる人は少ないのでまずは成功談から話を聞く
    • インタビュー対象はいつも普通に仕事をしているので特別な事はないと思っている
      • 外から見ると特別だったりする
        • ディスカッションしてあえて反対の意見を投げかけてみる
    • インタビュー対象が他のインタビューに答えているならそれを見ておく

その他、オレはこう思うっす

  • 思い込みを持ってインタビューに挑んではいけない、というのは誤り
    • むしろガチガチの偏見で挑んでいい
      • 自分の偏見が正しいか踏み込んで具体的に質問すればいい
        • 踏み込んだ具体的な質問にこそ価値がある
      • 偏見が正しくない事が分かればなぜ偏見を持っていたか振り返る
        • 自分はこう思っていたが意外にもそうではなかった、という話に意味がある
        • 実際にインタビュー相手にも自分がこういう偏見を持っていたと話してさらに深く対話する
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