2015年5月10日(日)、株式会社サイバードにて「小学生が楽しいと思うグラフを作るぞハッカソン organized by GreenHack & E2D3」が行なわれました。
GreenHackは、プログラミングにはじめて触れる方が、プログラミングの一歩目を楽しんで貰うイベント。本イベントの開催経緯をGreenHack・代表の垣内朋子さんが、キャラクターのかっきーを使って説明してくれました。
「世の中はビッグデータ時代。もう小学生からPCでデータに触れた方が良いのでは?でも、データ解析って言うと数式が出てきて小学生には難しいのかも。それなら楽しいグラフ(データ可視化)で、もっと楽しくデータと触れ合えないかな?そこでGreenHackはE2D3(Excel to D3.js)と出会いました。E2D3は、Excelから様々なWeb系グラフィックライブラリーを呼び出すためのオープンソースのプラットホームです。E2D3を使って新しいグラフテンプレートを作る、そしてそれをシェアして小学生に楽しくグラフを作ってもらう、それがこのハッカソンの目的です。」
当日はE2D3の解説もありました。詳細はスライドをご覧ください。
その後はチームビルディング。
ですが、初対面の方も多いのでまずはアイスブレイクを実施。
少し打ち解けたところで、早速ブレストにうつりました。
ブレスト後はアイデアを発表し合い、関心が近い方々同士でチームを組みました。
ここで午前中が終わり、お昼休憩。少しの休憩を挟んで、午後は各チームそれぞれが作業に取り掛かりました。
夕方からチームの発表がありました。下記7チームです。
・戦国時代(sengoku)
・チーム適当(単位ゲーム)
・チーム向日葵(比べてみよう、私のみんなの生活時間)
・アイドルコンテスト(先生評価)
・チーム他力本願(pig)
・チーム後藤(マップ上にビジュアライズ)
・チームエース(川上君の徒競走)
戦国武将のデータを用いて、戦力をグラフにしました。
ひよこやショートケーキなどを選択し、選んだものの重さの合計をグラフで見ることができます。
自分の生活時間をみんなと比較できるサービスです。
生徒が先生を評価し、ランキング付けをします。
節約額がブタ、支出を狼で表現します。
テーマをマップに表現します。
今回は子供の貧困率、幸福度をマッピングしました。
各ランナーに数値を入力し、それをもとに徒競走が行われます。
最後はみんなで集合写真。小学生が喜んでくれる作品がたくさんできました。
E2D3はこれまで「政治」「教育」をテーマにハッカソンを開催し、次のハッカソンのテーマは「経済」、 6月14日(日)NewsPicks & SPEEDA Smart Data Experience Hackathon powered by E2D3」を開催します。
また、Githubに興味はあるけど全然使ったことないプログラム初心者に「なるほどGithubって,こうなってたのか!」と言ってもらえることを目指して「非プログラマでもGithubの仕組みが理解できる超初心者コース」も開催します。
E2D3はオープンなコミュニティーですので、興味ある方は誰でも運営に参加できます。Facebook、Twitter等で是非ご連絡ください!
(文章:浜崎 正己,撮影:澤 紀彦)