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MacのSublimeTextでSublimeMozcInputを使った日本語入力を実現する

Last updated at Posted at 2015-02-24

SublimeMozcInputに関して
以下のようなフィードバックをいただきました。

確かにMacのSublimeTextの日本語入力はタブでの補完が干渉するため
キーバインドを弄ったりしなきゃいけなかったり色々つらみがあります。

SublimeMozcInputは基本的にLinux向けパッケージですが
VagrantなどをつかえばMacで(おそらくWindowsでも)使うことは可能です。
(かなり富豪的アプローチですが)

以下、最低限の知識としてターミナルぐらいは使えることを前提としてます。

追記

以下の記事を参考にmozcを直接Macにインストールできるならば

インストールされたmozc_emacs_helperのパスを指定するだけで動くようです、、、

Vagrantのインストール

Vagrant公式からダウンロードして
インストーラでインストールすればいいと思います。

参考
http://qiita.com/search?sort=rel&q=vagrant+mac
http://qiita.com/search?sort=rel&q=vagrant+windows

インストールが出来たらあとはターミナルで作業します

VagrantBoxを選んでダウンロードしておく

こだわりがないならば最新のubuntuでいいのではと思います

vagrant box add ubuntu/trusty64

以下emacs-mozcのインストールはubuntu/trusty64を前提とします。

Vagrantで仮想マシンを起動

今回は以下のようにディレクトリを作りvagrantを立ち上げました。

mkdir -p ~/vagrant/ubuntu-mozc
cd ~/vagrant/ubuntu-mozc
vagrant init ubuntu/trusty64
vagrant up

Vagrant内のイメージにemacs-mozcをインストールする

仮想マシンに接続

先ほどのディレクトリで以下のように入力すれば仮想マシンに接続できます。

vagrant ssh

以下よりvagrant内での作業です。

仮想マシンにemacs-mozcをインストールする

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install emacs-mozc

インストール確認

以下のコマンドを入力してS式が帰ってくることを確認します。
(入力待ちになるのでCtrl+Cで抜けてください)

$ mozc_emacs_helper 
#((mozc-emacs-helper . t)(version . "1.13.1651.102")(config . ((preedit-method . roman))))
# ^C
$ 

インストールされてますね。
ここまで出来たらvagrant内での作業は終了です。
logoutします。

$ logout

SublimeTextの設定

事前確認

鍵を使ってssh経由でVagrantに接続してmozc_emacs_helperが使えることを確認しておきます。

以下再びMacのターミナルから以下を入力してみてください

$ ssh vagrant@localhost -p 2222 -i ~/vagrant/ubuntu-mozc/.vagrant/machines/default/virtualbox/private_key mozc_emacs_helper
# ((mozc-emacs-helper . t)(version . "1.13.1651.102")(config . ((preedit-method . roman))))
# ^CKilled by signal 2.

初回はRSA key fingerprintを登録するか?みたいな事を聞かれると思うので登録しときましょう。

先ほどvagrant内と同様のレスポンスが帰ってきたら
mozc_input_helperがssh経由で使えることを確認。よかった。

SublimeMozcInputのインストール

これは既に色々な方が記事を書いてくださってますので省略します。

公式の拙い説明を補っていただいて感謝です。

SublimeMozcInputの設定

以下からSublimeMozcInputの設定を開きます。

sublime text setting

以下のようなjsonを設定します。

{
    "mozc_emacs_helper": "ssh vagrant@localhost -p 2222 -i /Users/YOURNAME/vagrant/ubuntu-mozc/.vagrant/machines/default/virtualbox/private_key mozc_emacs_helper"
}

YOURNAMEのところは適宜書き換えてください
この時、鍵ファイルのパスは絶対パスであることに注意してください
ホームを表すのに~などの表記は使えませんでした。

※ここの設定が間違えてるとSublime Text 2はあっさり死にます

以上でセッティングは終わりです。
設定が終わったらSublime Textを再起動して日本語入力できることを確認して下さい。

注意

今回の記事の主眼でないので触れませんが
当然上記方法はvagrantのサーバが稼働してないと使えないので
常時使う人はスタートアップの際にvagrant upして立ち上げるなどの工夫をしてください。

その他の方法

今回はvagrantを使いましたが要は
ssh経由でもmozc_emacs_helperは使える
ということなので
常時立ち上がってるLinuxサーバがあるならばそこにmozc_emacs_helperをインストールし
ssh経由で使うことも可能です。
(その場合オフラインだと使えませんが、仮想マシンを立てる必要は無くなります)

フィードバック

あまり技術記事みたいな事を書きなれてないので、わかりにくい部分があったら
コメントまたはtwitterで @yamaday までどうぞ
もちろんgithubにissue立ててもらっても構いません

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