mrubyのmakeとrake
mrubyにはとってつけたようなMakefileがあり、makeでビルドできるようになっていますが、実際にはRakeを使ってビルドしています。mrubyにはRakeがインストールされていないRuby環境でもRakefileでビルドできるよう、そのためのminirakeがついているくらいです。
makeを使わずminirakeでビルドするには以下のようにします。
$ ruby ./minirake
詳細なビルドログを出力する
しかしながら、上記のように実行すると細かい実行ログが表示されません。シンプルなのも良いかもしれませんが、デバッグの時には全部表示してほしいこともあります。
そのような場合には、-v
オプションを使用します。
$ ruby ./minirake -v
こうするとログが出力されるようになります。
makeを使う場合でも、Makefileを以下のように書き換えればログが出力されるようになります。
- RAKE = ruby ./minirake
+ RAKE = ruby ./minirake -v
C部分のデバッグ中や、何か挙動が気になる場合などはこちらに書き換えた方が良いでしょう。