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エクセルの条件付き書式を使って、複数の特定の文字列「以外」のセルに色を付ける。

Last updated at Posted at 2014-12-05

やりたい事

  • セル内に「なし」以外の文字列が入っている場合に色を付けたい。
  • 空白セルは「なし」同様色付けしない。
  • 「なし」以外のケースで入ってくる文字列が様々で、「『なし』ではない文字列」以外のパターン分けは不可能。

結論

条件付き書式から「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して、以下の様な数式を入力する。

=NOT(OR((C3="なし"), (C3="")))

以下、説明。
結論だけ欲しかった人はここまで読めば十分です。

数式の書き方について

文字列一致を調べる場合は、こんな感じで書いていく。
「C3」の部分は、設定範囲内の任意のセル1つのセル番号。

「なし」に一致する

=C3="なし"

「なし」または空白に一致する

=OR((C3="なし"), (C3=""))

「なし」または空白に一致しない

=NOT(OR((C3="なし"), (C3="")))

具体例

初期状態

「なし」と空白以外のセルに色付けをしたい。
キャプチャ No-0002.png

色付けしたい範囲を選択する

マウスドラッグで選択。
キャプチャ No-0000.png

条件付き書式を選択する

ホームタブにある「条件付き書式」のボタンをクリックする。
キャプチャ No-0003.png

プルダウンで色々出てくるが、その中から「新しいルール」を選択する。
すると、以下の様なウィンドウが開くので、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択する。

キャプチャ No-0004.png

テキストボックス内に以下を入力する。
「C3」の部分は、選択範囲内に含まれるセル番号をどれか1つ書けばいい。
あとはエクセル側がうまく処理してくれる。
範囲内で一番左上のやつを書いてあげるのが無難かもしれない。

=NOT(OR((C3="なし"), (C3="")))

条件を満たした場合の書式を設定する

「書式」ボタンから条件を満たした場合の色設定をする。
こんな感じ。

キャプチャ No-0005.png

適用

OKを押して適用。
うまい具合に色付けできました。
うまくいかなかった場合は、エクセル側が勝手に数式を弄ってる可能性があるので、
条件付き書式→ルールの管理から設定を見なおす。

キャプチャ No-0001.png

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