はじめに
Vimエディタを使い始めてまだ日が浅いですが、Vimを触っていて便利だなと感じたコマンドを載せたいと思います。
コマンド一覧
基本的なものも含めて載せていきます。
ページ移動
gg,1G
ページの先頭へ移動
G
ページの末尾へ移動
行数G
指定した行数へ移動
Ctrl+f,b
1ページ分スクロール
Ctrl+d,u
半ページ分スクロール
zz
カーソル行がページの中央になります。
特定の範囲の文字列をまとめて削除
di'
シングルコーテーションで囲まれている文字列にカーソルがある状態で押下すると、
囲まれている文字列が丸ごと削除されます。
di" の場合はダブルコーテーションで囲まれている文字列、
di( または di) なら括弧で囲まれている文字列を削除します。
複数行の先頭や末尾に同じ文字列を入力
複数行をまとめてコメントアウトしたい場合などに便利です。
挿入したい行の先頭に移動し、Ctrl+rでビジュアル短形モードになります。
そこから挿入したい行の最後の行まで移動し、選択されている状態にします。
i でインサートモードに移行して挿入したい文字列入力し、エスケープを押下すると選択された行の先頭に一気に入力されます。
末尾の場合は、挿入したい行の末尾に移動し、A を押してインサートモードに移行し入力します。
検索
/
後方検索
?
前方検索
*
文字列上で * を押下すると、カーソル位置の文字列を検索します。
検索中は、n で次の候補、N で前の候補に移動します。
正規表現を用いた置換
:s/置換したい文字列/置換後の文字列
最初に見つかった文字列を置換します。
:s/置換したい文字列/置換後の文字列/g
カーソルがある行の文字列すべてを置換します。
:%s/置換したい文字列/置換後の文字列
すべての行を対象とします。
カーソル下のファイル名を開く
gf
例えば、「hoge.txt」という文字列にカーソルを合わせて、「gf」とすると、
hoge.txtを編集できます。
小文字、大文字の切り替え
~
カーソル下の小文字、大文字を切り替えます。
g~[motion]
ある範囲の文字を一気に切り替えることができます。
例えば、「g~w」で1単語、「g~$」で行末まで、「g~~」で現在の行すべて。
最後に実行したコマンドをもう一度実行する
@:
さいごに
今回記載したコマンドのほかにも、便利なコマンドがたくさんあります。
今後、便利コマンドを発見したら追加していきたいと思います。