tl;dr
AWS リージョンの短いエイリアスとして3文字の空港コードを使おう。
一覧
リージョンコード | リージョン名 | 空港コード | 空港名 |
---|---|---|---|
us-east-1 | 米国東部(バージニア北部) | IAD | ワシントン・ダレス国際空港 |
us-west-2 | 米国西部(オレゴン) | PDX | ポートランド国際空港 |
us-west-1 | 米国西部(北カリフォルニア) | SFO | サンフランシスコ国際空港 |
eu-west-1 | 欧州(アイルランド) | DUB | ダブリン空港 |
eu-central-1 | 欧州(フランクフルト) | FRA | フランクフルト空港 |
ap-southeast-1 | アジアパシフィック(シンガポール) | SIN | シンガポール・チャンギ国際空港 |
ap-northeast-1 | アジアパシフィック (東京) | NRT | 成田国際空港 |
ap-southeast-2 | アジアパシフィック(シドニー) | SYD | シドニー国際空港 |
ap-northeast-2 | アジアパシフィック (ソウル) | ICN (?) | 仁川国際空港(?) |
sa-east-1 | 南米 (サンパウロ) | GRU (?) | グアルーリョス国際空港(?) |
ap-south-1 | アジアパシフィック (ムンバイ) | BOM (?) | チャトラパティ・シヴァージー国際空港(?) |
※ (?)
は AWS による資料に記載がなく、筆者予想のもの
急いでない人向け
AWS を日々使い倒している諸姉諸兄におかれましては、全リージョン名を暗記していることは当然かと思います。
しかし、 ap-northeast-1
や us-west-2
というのは何かの名前(例えば、マルチリージョン構成におけるインスタンスや ELB の名称)の一部にリージョン識別子として入れるにはどうにも長いと思いませんか?私は思います。
そこで**空港コード**です。正確には IATA 空港コード(3レターコード)です。
唐突に何言ってんだという感じですが、実は AWS 内部で符牒として使われているようなのです。
公式のドキュメントに記載はありませんが、 aws iad pdx
などで検索してみると AWS 発の資料がいくつか出てきます。
また、 WorkSpaces のネットワークヘルスチェックサーバーのドメイン名の一部としても使われています。
空港コードはユニークだし、短いし、リージョンを示す名前として良さがある。と思いませんか?私は思います。