SIPサーバのポートを空けていると、夜な夜なセキュリティの甘いSIPサーバを探すBotがやってきます。
VoIPソフトウェアによっては外部から内線のRegisterが出来る設定にも出来るので、場合によっては不正利用をされてしまうこともあります。
YAMAHAの場合はその心配は無さそうですが、電話が鳴ってしまうことの対策は必要です。
自分が持つSIPアドレスを知らないと着呼できなよう、設定しておきましょう。
STEP1: SIPアドレスを確認
[トップ] > [電話の設定] > [VoIPの設定] > [IP電話サーバの設定] の画面にある、
「IP電話サーバの修正/削除」の「設定」ボタンを押し、次の画面を開きます。
ここに表示されている「sipアドレス」を後ほど使うため、コピーしておきましょう。
STEP2: 自己SIPアドレスの登録
[トップ] > [電話の設定] > [TELの共通設定] > [基本設定] と画面を遷移し、自己SIPアドレスの登録をします。
赤い枠線のリンク先を開きましょう。
その次に、着信SIPアドレスに先ほどコピーしたSIPアドレスを記入し、設定の確定を押します。
STEP3: 識別着信の設定
先ほどと同じ画面へ [トップ] > [電話の設定] > [TELの共通設定] > [基本設定] と遷移し、識別着信の設定をします。
自己SIPアドレスのみ許可するよう、次のように設定しましょう。
最後に画面下の設定の確定ボタンを押して反映すれば完了です。
番外編
そもそも発信にしか使わないのであれば、使用制限のプルダウンで、発信専用としてしまうのも手ですね。
参考サイト
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NVR500 で SIP SPAM 対策をしてみる | GUiLZ.ORG
http://www.guilz.org/2011/07/26/nvr500%E3%81%A7sip-spam%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B/ -
無言電話がかかってくる / 不正なSIPパケットを受信する
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/VoIP/troublevoip-ans.html