- まずはレジストリエディタを開きます。
スタートボタンから「ファイル名を指定して実行」をクリックするか、(あれば)Windowsキーを押しながらRを押してダイアログウィンドウを開き、名前(O)の所に regedit と書いてEnterキーを押すか、OKボタンを押すとレジストリエディタが起動します。 - HKEY_CLASS_ROOT\Directory\shell と言うところがあるので、そこを選択してキーを作成します。名前は「powershell」と書いておきましょう。
- (既定)という名のキーがあるので、それをダブルクリックして編集します。
値のデータ(V)欄に「ここでPowershellを開く」と書いちゃいます。
任意の文字列を書けるので、自分の判りやすい名称を書きましょう。 - その際、末尾などに「(&S)」とか書いておくと、右クリックメニューでの表示が「ここでPowershellを開く(S)」となります。これも任意のアルファベットを書けます。
- つづいて、作成したキー(ここではpowershell)を右クリックして、下層にもう一つキーを作成します。名前は「command」としてください。
- 同じように(既定)というキーをダブルクリックして、今度は値にPowershellのフルパス名を書きます。オプションなども含めて下記の様にしましょう。
C:\\Windows\\System32\\WindowsPowerShell\\v1.0\\powershell.exe -NoExit -Command "Set-Location -LiteralPath '%L'"
- 大抵のWindowsPCであれば、上記のパスにPowershellが居ると思いますが、違う場合はそれに合わせて書き換えてください。
- -NoExitオプションは、起動してもすぐ終了するのを防ぐものです。
- そして-Commandオプションを使って、%Lに入っているパス名へ場所を変えている、という寸法です。
- 2014/12/16追記
Powershell使いは多分、set-executionpolicy remotesignedとかしていると思うのでアレですが、上記のオプションに追加で-executionpolicy remotesignedと追加してあげると、普段はrestrictedでも、右クリックメニューで開いたときだけremotesignedになるような芸当もあります。
- 2016/04/14追記
Visual Studioの開発者コマンドプロンプトもこれと同じような感覚で開けないかと模索して、泥臭いですが作ってみました。
vscmd.bat
cd %1
"C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 14.0\Common7\Tools\VsDevCmd.bat"
- まず、上記のようなバッチファイルをパスの通った適当なフォルダへ置きます。
cmd.exe /k vccmd.bat "%V"
- HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell\以下の適当なキーを作り、上記の文字列をキーへ書き込めばひとまず行けました。