概要
- 最近は「TortoiseGit」,「EGit」よりも勢いがある
- 履歴がグラフィカルで見やすい
- リベース、チェリーピックがGUIで簡単にできる
- pullしなくてもGUI上でリモートに更新があったことがわかる!
- 自動フェッチ機能
- git-flowにも対応!
- ver1.4からWindowsも日本語対応!!
導入
本体ダウンロード
http://www.sourcetreeapp.com/
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git.exeが見つからないといわれたので、前にインストールした場所を指定
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もしなければ、同じウィンドウから導入可能
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Mercurial.exeが見つからないといわれたので、「使用しない」にした
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ネーム、Eメール(GitHubで使用しているもの)を入力
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チェックボックスは全部チェック
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グローバル設定の変更を許す
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改行の自動処理
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ライセンスに同意する
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OpenSSLを使うにチェック
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GitHubで登録したSSHキーを選択
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GitHubのユーザー名、パスワード入力
使ってみた
clone(GitHubからローカルPCへリポジトリのコピー)
1.「新規/クローンを作成する」を押す
2.URLにgithubでコピーしたURLを貼り付け
3. 保存先フォルダを指定
4.「クローン」ボタンを押して完了
- 既に作られたリポジトリのブックマーク追加
- 左の欄にリポジトリフォルダをドラッグ&ドロップでブックマーク作成完了
pull(更新をローカルPCへ反映)
- 左欄でリポジトリをダブルクリック
- 任意のブランチを選択
- 上部バーの「プル」ボタンに数字が更新された回数
- 「プル」ボタンを押すとウィンドウが開くので各項目確認
- プル元のリモートブランチがローカルと同じになっているか確認
- オプションは「マージした変更を即座にコミット」のみ選択し、「OK」ボタンを押す
commit(ローカルPCのリポジトリ更新)
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ファイルを更新すると、「ファイルステータス」→「作業コピー」の下部にある
「作業ツリーのファイル」に更新されたファイル一覧が表示される -
コミット対象のファイルを選択し、「↑」ボタンでインデックスに追加できる
- インデックスの登録から外す時は「↓」ボタン。
- インデックス欄に追加後、上部バーの「コミット」ボタンを押す
- コミットウィンドウが表示されるので、コミットメッセージを記入
- ファイルの差分など問題なければ、右下の「コミット」ボタンで完了
- オプションは特に指定しない。
<インデックスとは?>
リポジトリにコミットするファイルを一時保存するための場所。
必要なファイルだけインデックスに登録することで、
不要なファイルをリポジトリにコミットしなくて済む。
push(ローカルPCのリポジトリ更新をGitHubへアップロード)
- コミットしたなら、上部バーの「プッシュ」ボタンに数字が表示される
- GitHubとローカルPCの差分があるということ
- 「プッシュ」ボタンを押すとプッシュウィンドウが表示される
- プッシュ先リポジトリが「origin」(GitHubのURL)になっていること
- プッシュ対象のブランチを選択する
- 「OK」ボタンでプッシュ完了
branch作成(作業ツリーの分割)
例) 本番と開発の作業を個別に行いたい → 開発用ブランチ(develop)の作成
- 元となるブランチ(master)を選択
- ブランチにチェックの絵がちゃんと表示されていること
- 上部バーの「ブランチ」を押す
- 新規ブランチに「develop」と入力
- 「ブランチを作成」ボタンで完了
- 自動的にチェックアウトしているが、されていなかったらダブルクリック
merge(他ブランチの変更を現ブランチに反映)
例) developブランチの修正をmasterブランチに反映したい
- masterブランチを選択
- 上部バーの「マージ」を押す
- マージウィンドウが開くので、対象のコミット(ブランチ)を選択
- developの最新コミットをマージする場合、過去のコミットもマージされる
- OKボタンで完了
- 競合が発生した場合は、エディタで競合箇所を修正しコミットすること
総評
- ある程度Gitの知識があれば便利
- 自動フェッチしてくれるのでpullするものがあるか分かりやすい
- リポジトリ、ブランチの切り替えもクリックひとつでOKなのは楽
- 日本語対応している
- TortoiseGitはフォルダ上で作業するので、そっちの方がいい人もいるかも