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【Analytics】コンテンツグループでウェブサイトのユーザーの行動を見える化する方法

Last updated at Posted at 2016-06-04

このページでは、Analyticsの機能にあるコンテンツグループを使用し、ユーザーの行動フローを見やすく可視化する方法について説明しています。

目的

ウェブサイト、メディアのユーザーの行動分析の際に、コンテンツ数の多い巨大なサイトの行動フロー分析はとても大変です。
個別記事やカテゴリページのUIの改善を行っても、ページが沢山あると見る数値は膨大になります。

そこでコンテンツグループ機能を用いて、ページ種類別にグルーピングし、個別記事、カテゴリページ、タグページ単位などで数値を分析出来るようにします。
また、この項目を設定することで行動フローもかなり分かりやすく見えるようになります。

スクリーンショット 2016-06-04 13.13.49.jpg

やり方

設定をする

ビュー→アナリティクス設定→コンテンツグループ

スクリーンショット 2016-06-04 13.07.34.jpg

スクリーンショット 2016-06-04 13.14.33.jpg

新しいコンテンツグループを作成

項目をサイトに合わせてを入力

スクリーンショット 2016-06-04 13.15.32.jpg

名前は何でも大丈夫です。
今回は「ページ種類別」としておきましょう。

コンテンツグループの作成方法は3通りあります。

1.ページにコードを埋め込む
2.条件で抽出する
3.ページURLやタイトルで抽出する

今回は一番わかりやすい3番で進めていきます。

スクリーンショット 2016-06-04 13.18.36.jpg

ルールの定義を使用するグループをクリックすると展開されます。
デフォルトではスクリーン名となっていますが、今回はウェブサイトが対象なのでページに変更します

スクリーンショット 2016-06-04 13.19.47.jpg

うちのサイトでは「example.com/」がトップページだったので、スラッシュ完全一致でTOPページと定義します

スクリーンショット 2016-06-04 13.22.28.jpg

個別ページでは共通して最後に「.html」が付いていたのでこのように定義。
正規表現も使うことができます。

※この部分はサイトごとにかなり違う部分になります
必ず自分のサイトでどのページがどんなURL構成になっているのか規則性を見つけて入力して下さい

スクリーンショット 2016-06-04 13.08.27.jpg

これで定義セットは完了です。
「すぐに数値確認を!」と行きたいところですが、残念ながらセットした次の日からの数値しかグルーピングして計測してくれません。
僕はここで詰まりました。

定義セットが上手く行っている事を祈りながら寝ましょう。

次の日に確認

行動→サマリーを開くと項目が増えています。

スクリーンショット 2016-06-04 13.26.10.jpg

しっかり計測されていますね!
グループをクリックすると詳細の内訳も見ることが出来ます。

活用方法

行動→行動フローでディメンションを参照元にする。
どこからサイトに流入し、どこへ流れていったか把握しやすい

スクリーンショット 2016-06-04 13.13.49.jpg

コンテンツグループはディメンションとしても活用できます。

スクリーンショット 2016-06-04 13.30.13.jpg

どの年代、どの性別、どのデバイスでどのページが見られていて…
といった分析データとして活用できます。

おわりに

最後まで見て頂いてありがとうございました。
普段はウェブやメディア制作に関わるお仕事でSEOやGoogle Analyticsを使用した分析を担当しています。

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