概要
最近Marpというmarkdownでスライドを書けるアプリを多用している。
これに関していろいろ言いたいことがあるけど、とりあえず数式とかあるあまり凝らなくていいスライドを作るのに向いていると思う。
数式を書くとき少し詰まることがあるのでそのメモをば
(ほぼkatexの話しかしないが)
TL;DR;
これにあるやつなら使える
https://khan.github.io/KaTeX/function-support.html
数式について
marpは数式をレンダリングをするときkatexというライブラリを使っている。
latex記法で書いた数式をレンダリングするライブラリはいろいろあるけど(MathJaxなど)、他と違って依存関係なしで高速に書ける。
ただしlatexの記法すべてが使えるわけではないので注意が必要。
上記リンクに書いてある機能は対応されているので、数式がレンダリングされない時はこれを見るといい。
以下は個人的にハマったところ
プレーンな文字列
latexで数式中にプレーンな(イタリックにしない)文字列を入れる場合mboxを使うと思うが、これはkatexは対応していない。
代わりにtextというのがある。
% latex
\mbox{hoge}
% katex
\text{hoge}
複数行の数式
katexでは複数行を書くには\begin{}\end{}
を使う必要がある。
marpで書く場合以下のようにしたら出来る
$$
\begin{aligned}
a&=b+c \\
d+e&=f
\end{aligned}
$$
他になにか詰まったら追記する。