はじめに
Pythonを仕事で使うことになりそうなので、メモとして残していきます。
既に多くのサイトにある情報ばかりですが、
記事を書くことで、身について行きやすいのでこの場を使用します。
環境作成
python 3.5.0を採用する予定のため、この環境づくりから実施します。
OSのインストール
1年間無料で使用できるAmazon Web Serviceで環境を作成します。
無料で環境構築が簡単なAmazon Linux AMIを選択して作成します。
このあたりことは、別の記事を参考にしてください。
まずは、EC2のインスタンスの作成を行ってください
インスタンス作成が終わったら
- ネットワーク & セキュリティ
- Elastic IPを選択
- 新しいアドレスの割り当てを実施してパブリックIPアドレスを取得
- "アクション"メニューのアドレスの関連付けを実行
- 作成したインスタンスとプライベートIPアドレスを設定して関連付けします
- この作業は、サーバー再起動時にグローバルIPアドレスが変更されないようにする対策です
- SSHでリモートログイン
- インスタンス作成時にダウンロードしたpemファイルを使ってSSH(私の場合は、teratermを使用しています)でログイン
- ec2-userユーザーでログインされます
- 念のため、
# passwd ec2-user
でパスワードを変更 - rootのパスワードの変更を実施
# sudo su -
でroot化 -
# passwd
でrootのパスワードを変更 - 一旦、ログアウト
-
# su -
でログイン
- yum update
-
# yum update -y
でシステムのアップデートを実施
-
python環境を作成する
結構大変でした。。。
ですが、わかってしまえば簡単です。
前提条件:
ec2-userでpython3.5.0を使用する
pyenvでpythonを管理する
※ pyenvはpython環境を管理するツールです
※ pythonは、複数のバージョンを同じOS内で切り替えて使うことができます
- pyenvに必要な機能をインストール
- rootユーザーになります
- yumで必要なものをインストール
# yum install mlocate openssl-devel bzip2-devel zlib-devel bzip2 bzip2-devel readline-devel sqlite3 sqlite-devel openssl-devel gcc gcc-c++ git
-
# exit
で一旦元のユーザーに戻る
- pyenvをインストール
# git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
-
# vi .bash_profile
でプロファイルに以下を追加export PYENV_ROOT="${HOME}/.pyenv"
if [ -d "${PYENV_ROOT}" ]; then
export PATH=${PYENV_ROOT}/bin:$PATH
eval "$(pyenv init -)"
fi # source ~/.bash_profile
で読み込みpythonをインストール
# pyenv install 3.5.0
-
# pyenv versions
で現在の状態を確認* system
3.5.0 (set by /home/ec2-user/.pyenv/version) pythonのバージョンを変更
# pyenv global 3.5.0
-
再度
# pyenv versions
で現在の状態を確認system
* 3.5.0 (set by /home/ec2-user/.pyenv/version) バージョンが変更されていることを確認
-
python自体でもバージョン確認
# python -V
Python 3.5.0
一旦、リモートログアウトして再ログインして、pythonのバージョンを再確認
問題なければ、これで環境作成終わり
終わりに
インストールの行い方は色々ありますが、これが一番簡単だと思います。