#はじめに
前回の記事では、詳しく触れなかった$scope変数について少し触れてみます。
スコープ変数は、アプリケーションのモデルを参照するオブジェクトです。
特徴として、Modelの変更を見張るAPIを有してます。
また、評価対象の式 に対してコンテキストを提供します。
難しいことかもしれませんが、簡単に言うと、
・さまざまな関数を使用できる。
・プロパティーの追加・変更・削除が可能。
・プロパティーをViewで参照できるようにする
と言ったところです。本来は、もっといろいろありますが、まずはこれを覚えれば大丈夫と思います。
#実際に使ってみる
Sample05.js
var MyApp = angular.module('MyApp', []);
MyApp.controller('SampleCtrl', ['$scope', function ($scope) {
$scope.message = "Hello My Message!";
$scope.plus = function(value1, value2) {
return (parseInt(value1) + parseInt(value2));
}
}]);
$scope.message
は、値を設定しているだけのプロパティーです。
$scope.plus
は、関数の戻り値を返してます。単純な足し算です。
では、Viewを作成します。
Sample05.html
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<script type="text/javascript" src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/angularjs/1.2.0/angular.min.js"></script>
<link rel="stylesheet" href="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/bootstrap/3.3.0/css/bootstrap.min.css">
<script type="text/javascript" src="Sample05.js"></script>
<title>$scope!</title>
</head>
<body ng-app="MyApp">
<div class="container">
<div ng-controller="SampleCtrl">
<div class="bg-primary">
<p>{{message}}</p>
</div>
<div class="bg-info">
<input type="text" ng-model="value1"> + <input type="text" ng-model="value2"> = {{plus(value1,value2)}}
</div>
</div>
</div>
</body>
</html>
案外簡単に作成できました。
#おわりに
このあたりことは、AngularJSでは基本中の基本です。
まだ、簡単なアプリケーションなので、しっかりと理解しましょう。
私も頑張って理解しているつもりです。