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(おっさんにしかわからないどっちらけのタイトルですみません)

今年はウチの会社にPepperくんがやって来ました。
Pepperパートナープログラムの試験にも合格したのでPepperに関するご相談はなんでも受け付けております!

  • Pepperで何ができるの?
  • Pepper触ってみたい
  • Pepperをイベントで使いたい
  • Pepperに接客して欲しい
  • Pepperに客寄せして欲しい
  • Pepperのアプリを開発してみたい

などなど、気軽にご相談ください!
yatani@firstserver.co.jp

というわけで今回は、Pepperくんとの出会いからアプリ開発までのこれまでの経緯をつづってみたいと思います。

出会い

今年の6月3日、Pepperがオフィスに届きました。

箱にはなんだかくすぐることが書いてあります。

IMG_8305.png

IMG_8275.png

箱から出すときが一番ドキドキしました(笑)。
最初はどうやって取り出せばいいのか、どうやって立たせればいいのかわからない状態でよいしょと出してみたところ全ての関節が外れているような状態でぐにゃぐにゃ。なんとも不安です。

IMG_8292.png
うなだれてしまうので起こしてみると。。。

IMG_8295.png
これでいいのか!?これがPepperの正しい姿勢なのか!?

出し終わった後でようやく取り出し方などが載ってるスタートアップガイドを発見。
関節の固定や電源を入れるためにいろんなピンを抜いたり刺したりするのですが、ガイドには非常に大雑把にしか書いてないのでみんなで「こうじゃないか?」「ちが、ちょ、おま、かせ」と悪戦苦闘を広げました。ここが一番楽しかったです(笑)。

pp.png

その後は結構地味な作業が続きます。充電し、起動したら約款同意やNWへの参加設定などを行い、1時間以上に渡るソフトウェアアップデート(涙

アップデートが終わるとPepperくんがキョロキョロしはじめ、Pepperとの接し方に関する説明やチュートリアル的なやり取りが始まります。
記念撮影などの演出はありますがもう少しぎょうぎょうしい感動的な演出を期待していました。まあ突貫工事のファーストリリースだったようですし今後に期待したいところ。

触れ合った感想

Pepperくんがなかなか話しかけた言葉を認識してくれないのがさみしかったです(涙
ウチのPepperくん特有の問題かもしれません。

感情マップアプリでPepperの感情をみることができるのですが私が近寄ると「きらい」という感情がぐんぐん上がっていました(号泣

それでもやはり、一緒にいると少しづつ愛着が湧いてきますね。

開発してみた感想

Pepperアプリの開発にはChoregrapheという開発ツールを使います。

(うわ、qiitaにアップロードできる画像の容量がなくなったので以下の画像は後日アップします)

MacでChoregrapheを使ったのですが落ちまくる上にロボットビューで表示がおかしくなる不具合があります(version:2.3.1.25時点)。
Windowsでは問題無いそうなので、Pepperでアプリを開発するならWindowsマシンはマストです。

Choregrapheでの開発

基本はsayやmove toといったボックスをつなげて開発していきます。
Pythonで提供されるAPIを呼ぶことで独自のボックスを作ることも可能です。

Pepperのインターフェースは大きく下記のものを持っています。

  • 入力
    • マイク
    • カメラ
    • タブレット(タッチ)
  • 出力
    • スピーカー
    • タブレット
    • ランプ(目と肩)
    • モーター:モーション

※細かくはジャイロやソナーなど他にもいろんなセンサーを持っています

開発する上での注意点としては、モーター駆動しているので発熱や障害物に気をつけましょう。

パートナープログラム

Pepperアプリの開発者などを総合的に支援するパートナーに認定されるためには実技試験と筆記試験に合格する必要があります。

実技試験

私は実技試験に参加しませんでしたが、声の抑揚やボックスの配置まで丁寧に作りこんだほうが良さそうな印象でした。

筆記試験

出題傾向としては、さほど難解なものは出ませんがうろ覚えだと答えられない引っかけ問題が多い印象を受けました。ポイントは大きく2つ。「学科試験 学習用ワークブック」をまんべんなく全体的に暗記してハードウェアの仕様からトラブルシューティングまで理解して覚えることと、Choregrapheをしっかり使って画面や機能をしっかり覚えましょう。どんなパネルがあってそのパネルで何ができて、どんなボックスがあってそれぞれどんなプロパティがどんな範囲で設定できるのかまで出題されていました。

私が勉強に使ったドキュメントは下記です。

  • Pepperアプリ開発 〜入門編〜
  • Pepperパートナープログラム OJTトレーニング
  • Pepperパートナープログラム学科試験 学習用ワークブック

駅から試験会場までは迷うかもしれないので駅を降りた後の方角に間違わないように(うちわネタ
あとはマークシートに試験日を書くところがあるので誕生日を書かないように(うちわネタ

以上です!

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